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こんにちは!

コーチの黒田です!

 

 

黒田コーチのご紹介はこちら↓

https://jukencoaching.com/about_kuroda/

 

 

こんにちは。

いよいよ受験シーズンが始まりましたね。

 

 

さて、試験が近づいてくると気持ちの焦りから、

こんなこといいな~、できたらいいな~

という妄想が頭の中で駆け巡り、

 

 

 

 

ドラえもん!!

試験に向けて覚えることが多すぎる!

秘密道具暗記パンが欲しいよ~!

とのび太のように

絶叫したくなるかもしれません。。

 

 

*教え子にはなぜか毎年何人か

暗記パンを欲しがる子はいます。

 

 

暗記パンといえば、

パンに教科書やノートの覚えたいところを

押しつけると、内容がコピーされ、

それを食べるとコピーした内容が覚えられるという代物。

 

 

ただ暗記パン一枚につき、一ページしか

コピーできないため、大量に覚えようとすると

大量に暗記パンを食べないといけないという

デメリットがあります。

 

 

だいたいのび太が暗記パンを食べ過ぎて、

次の日お腹を壊して、暗記した内容もろとも、

テストが終了するというオチが待っていますね。

 

 

*暗記パンで試験を乗り越えられるかどうかは

分からないけど、

純粋に暗記パンはおいしそうですね。

 

 

*小学一年生の付録に

暗記パンが登場するとは衝撃です!

どういう意図でこのような付録を用意したのか

気になります。

 

 

小学一年生2019年10月号表紙より

 

 

まあ、

現実には暗記パンは都合よく存在しないので、

どのように暗記し、記憶に定着させるかを

考えないといけないわけです。

 

 

いろいろと試験用暗記テクニックを

僕が語ることはできるのですが、

暗記と記憶ということを考える上で、

参考になる作品を紹介しようと思います!

 

 

それは、

小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫です!

 

 

博士の愛した数式 (新潮文庫)

[ 小川洋子(小説家) ]

 

 

wikipediaのほうから概要を引用しますね!

 

 

交通事故による脳の損傷で

記憶が80分しか持続しなくなってしまった

元数学者「博士」と、彼の新しい家政婦である

「私」とその息子

「ルート」の心のふれあいを、美しい数式と共に描いた作品。

wikipediaより

 

 

博士は記憶が80分しかもたないものだから、

家政婦さんが自己紹介して自分のことを

知ってもらったと思ったら、

すぐに忘れてしまうんですね。

 

んで、また一からやり直しという

中々えぐいループがあります。

これだと日常生活を営むのが大変ですし、

博士は必死になって考えた大好きな数学の問題を

忘れてしまいます。

 

 

そこで博士は大事なことをひたすらメモもします。

それこそびっしりメモします。

そのメモをそこら中にペタペタして

大事なことを覚えておきます。

 

 

博士は自分の記憶がすぐに失われることが分かっており、

また一から覚えないといけないことが分かっているので、

忘れてはいけない大切な情報を覚えている瞬間にメモして、

未来の自分にはかない記憶を繋げていき、必死に生きます。

そして、大好きな数学を考え続けます。

 

 

博士のメモに対する態度、

自分の好きなものに向き合う姿勢は

僕らにも大いに参考になります。

 

 

僕らも何かを覚え、いくらか忘れ、

また何かを覚え、いくらか忘れ

という日々を繰り返し過ごしています。

 

 

博士ほど極端ではないにしろ、

覚えたことを完全に維持できず、

忘れてしまう大切な情報を

何かしらの形で残していかないといけないという意味では

本質的に同じ問題を抱えているのだと思います。

 

 

僕らは博士ほど極端に忘れっぽいわけではないので、

記憶の問題に気づきにくくなっているだけなのかもしれません。

博士は記憶の障害により、日常生活に支障をきたし、

自己のアイデンティティーの維持に苦労し、

好きな数学を考えるのに様々な工夫しないといけません。

 

 

僕らも記憶をなくしていることで

自己のアイデンティティーを維持できず、

自分の好きなことができていないのかもしれません。

 

 

この問題について

どこか博士ほど危機感を感じていないので、

暗記作業を僕らは面倒だと思って、

必死に覚えようとしないのかもしれません。

 

 

覚えることができません

と訴えてくる生徒は毎年多くいますが、

だいたいが覚える努力をしていないことが大半です。

 

 

覚えろと叱って覚えるわけではないですし、

ちょこちょこと暗記テクを教えたところで

本質的な改善にならないです。

 

 

小手先でどうこうするのも時には必要ですが、

良質なストーリーを通して覚えることが

どうして大事なのかを頭の中にメモしていくのが

暗記作業と向き合う上で長期的にはいい気がします。

 

 

*ストーリーを通して覚えることは

臨場感が高いという観点から

学習漫画を強くおすすめしています!

 

 

何か覚えることは

生きることとつながっているのだと実感するのが

大事かと思います。

 

 

今回伝えたことをちょっとメモをするところから、

暗記の試行錯誤を開始してみてください!

 

 

*にしても今回もえらくオタクじみた内容でしたが、

タイプ5を極めていくとこんな感じです。

お子さんがタイプ5の場合、似た気質があると思うので

参考になれば幸いです。

 

 

*映画のほうもおすすめです。

また、この作品は数学の魅力を感じることができるので、

数学の苦手な人にも見てもらいたいです!

 【1分間Trailer】▶映画『博士の愛した数式』2006年1月21日公開 117分

YouTube

よろしければご視聴ください。

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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