さて今日は、【叱り方】について
お話ししたいと思います。
皆さんは、お子さんに対して、
どんなふうに叱りますか?
実は、叱って良いポイントと、
そうでないポイントというのがあるのですが、
次の3つのうち、
叱って良いのは、どれだと思いますか?
勘の良い方は気づかれたかもしれませんね。
そう、この3つのうちで、叱って良いのは
「発言・行動」です。
例えばどんなことかというと、
母親に向かって「バカ」と言ったとか、
嘘をついたとか、
わざと叩いたとか、
そういう「行動や発言」については、
即座に叱った方が良いです。
でも、例えば、
ミスしてしまったとか、
失敗したとか、
うまくいかなかった、といった
「スキルや能力」については、
叱るべきではありません。
「あーあ、残念」
「次はできると良いね」
くらいは良いでしょう。
でも、
「なんで間違えたんだ!」とか
「間違えちゃダメでしょう」とか
そういう言葉をかけてしまうと、
子どもは、自分自身の存在に
恥や疑惑の感情を持ってしまい、
ごまかし癖がついてしまいます。
では、性格や価値観についてはどうでしょうか?
「そんな性格だからダメなのよ」
「そんなことにこだわってないで、
さっさとやりなさい」
性格や価値観を否定されると、
子どもたちは自分自身の存在を信じられなくなり、
引きこもりやウツにつながったり、
「性格をゆがめる」結果に
なりかねません。
これは、大人も同じですよね。
仕事でミスをした時に
叱られたり、
仕事でミスをした時に
人格から否定されては、
たまったものではありません^^;
そうではなくて、
スキルや能力の不足に対しては、
不足をどう補うのか、
そしてスキルをどう伸ばすのかを
一緒に考えてあげて、
性格や価値観については、
本人の性格や価値観を【変える】のではなく、
そのままの性格で受け入れてもらえるように
こちらの「言い方」を変える。
相手が大人でも子どもでも、
行動を変容させ、
個人を成長させるためには、
覚えておきたい大切なことです。
今一度、振り返ってみてくださいね。
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