こんにちは。
おうち受験コーチング認定コーチのけいかです。
私は、コーチ業の傍ら
都内で個人指導の塾を運営しています。
その中で、
伸びるお子さんと伸びないお子さんの違いって
何だろうといつも注意深く観察してきました。
え?
個人指導なのに伸びない子がいるの?
と思われるでしょう。
私もそう思ってました。
個人指導といえば塾業界のファーストクラスです。
絶対伸びると思いませんか?
しかし
結果が出るお子さんと
出ないお子さんがいるのです。
伸びるお子さんの代表的な特徴は
以下のようなものがあります。
①目的意識を持って塾にやってくる。
②「ここの部分がわからないので教えてください」
と解決したい部分が明確。
③もっとすごい場合は
「僕はこのように考えたのですが、
どうしてこれではいけないのでしょうか」
という踏み込んだ質問ができる。
(自分の課題が的確に言語化できる)
④宿題の量を指導者とともに相談して、
自分で決められる。
⑤当然その宿題は特別な事情がない限り
しっかり取り組み、
次の授業までに間違いの箇所や
不明点の洗い出しが済んでいる。
どうでしょうか?
特に、②③④ができるお子さんは、
お月謝の元が取れていると言えます。
もちろん個別指導ですので、
『わからないところがわからない』状況から
課題を明確にしていくお手伝いはするので、
あれこれ試行錯誤してきた形跡があれば
それで充分条件を満たしていると言えるでしょう。
そうなんです、
どんな指導を受けるにせよ
自分で試行錯誤する姿勢が必要なんです。
逆に
この姿勢が備わってるお子さんは
自分で学校の先生なり先輩なりに
わからないところを聞いて解決できてしまうので
個人指導なんていらないかもしれませんね。
試行錯誤は、トライ&エラーを繰り返すことですから
言い換えれば、
お子さんにエラーに立ち向かう勇気が備わっていることが大切です。
やる気スイッチなどという便利なものが存在する
なら私も見てみたいものですが、
お子さんの試行錯誤を助ける働きかけと、
適切な声かけはとても有効です。
これはプロではなくても自宅でできることです。
むしろ週1回会う塾の先生より、
生まれた時から毎日お子さんと関わってる
親御さんの影響のほうが大きいのです。
また
失敗に立ち向かう勇気をそいでしまう
『やってはいけない働きかけ』
を知っておくことも大切ですね。
おうち受験コーチングのプログラムの半分は
親向けです。
親と子
「どちらかだけ」に働きかけるものではなく、
「どちらにも」なのです。
ともに同じ方向へ向かうとき、
最大効果が得られるのです!
きっとその時、
親子の絆もより深まっていることでしょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。