執筆者 シオリ | 2月 4, 2024 | 高校受験, おうち受験コーチングとは
こんにちは!
おうち受験コーチング代表
受験コーチの鈴木詩織です。
今日は、
「高校受験になぜコーチングが必要なのか」
お話ししたいと思います。

しおりコーチ
この記事は、
🔶部活や習い事が忙しくて、塾に行く時間がない
🔶塾に行っているけれども成果が出ていない
方におすすめです。
1、高校受験 3つのつまずきポイント
日本の子どもたちの約90%が
経験する高校受験。
実は、子どもたちの年齢や発達段階、
子どもたちを取り巻く状況から
独特な難しさがあることはご存じでしょうか?
まずは、その難しさについてお話ししたいと思います。
▼高校受験が難しい理由TOP3▼
【1】保護者の言うことを聞かない、話し合いができない
【2】部活や習い事、塾などで忙しく、家庭学習時間を確保しにくい
【3】スマホやゲームなどの誘惑が多い
【1】保護者の言うことを聞かない、話し合いができない

しおりコーチ
高校受験が難しいのは、それが思春期・反抗期と重なるということですね

保護者
そうそう、うちも「勉強しなさい」って言うと、「うるさい」ってなっちゃう

しおりコーチ
勉強のことも、進路のこともとても大切なので、ご家族で話し合ってもらいたいのですが、、、

保護者
なかなかね~。必要最低限の会話しかしないから、本当はどう思ってるかすらよくわからない
進路や受験校についてなかなか話せない、
勉強のことになるとなおさら嫌がってしまって会話ができない、
そのような家庭はとても多いです。
一方で、高校受験の進路選択は将来の進路も決定づけてしまうので、
お子さんには将来のことをじっくり考えて、
悔いのない選択をしてほしい、、、
そんなふうに思われている親御さんが多いように思います。
【2】部活や習い事、塾などで忙しく、家庭学習時間を確保しにくい

しおりコーチ
部活動や塾・習い事などに時間を取られて勉強ができていない子も多いですね

保護者
わかる~!うちの子も、帰ってご飯を食べるとすぐ寝ちゃったりするのよね

しおりコーチ

保護者
眠い状態で塾にいってもぼんやりしちゃうんじゃないかなと思うんです

しおりコーチ

保護者
かといって、家にいても勉強しないし、どうしたらいいのかな~!?
今の中学生は、
部活動や習い事などでたいへん忙しくしている子が多いです。
学校の授業の予習復習をしようといっても、
物理的に30分しか時間が取れない、
そんなこともしばしばあります。
特に中学の学習は「学校の授業の予習復習」がとても大切なので、
それをやっていないせいで成績が上がらない子も多いのです。
これは、学習塾に通っている子も同じです。
成績を上げるために塾に行ったのに、
学校の予習復習・テスト対策と塾の学習を両立ができず、
成績が上がらず苦しんでいる子が、
非常にたくさんいます。
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【3】スマホやゲームなどの誘惑が多い

しおりコーチ
中学生の保護者の約半数が、お子さんの携帯・スマホ利用について悩んでいると言うデータがあります

保護者
私が中学生の時はそういうものがなかったから、今の子は大変だな~って思います

しおりコーチ
そうですね。そもそもそういう誘惑が少なかったですね

保護者

しおりコーチ
スマホなどを長時間利用すると学力が落ちるというデータがあります。心配ですね。

保護者
中学からスマホを持つ子が増えています。
また、学校からタブレットが支給され、
タブレットを通して宿題が出たり、
宿題を提出したりする機会も増えました。
どこまでが勉強でどこからが遊びかわからない、
お友達関係も大切にしてあげたいから、
どこまで厳しくして良いかわからない。
そんなお悩みが非常に増えています。
以上3つのことから、
お子さんが一人で学習や受験に立ち向かうのは、
大きなリスクがあるように思います。
▼高校受験が難しい理由TOP3▼
【1】保護者の言うことを聞かない、将来についての話し合いができない
【2】部活や習い事、塾などで忙しく、家庭学習時間を確保しにくい
【3】スマホやゲームなどの誘惑が多い
多くの方が陥ってしまう
この3つのつまずきを回避するために、
”コーチング”が有効なのです。
次は、なぜコーチングが有効なのかをお伝えいたします。
2、なぜ高校受験にコーチングが有効なのか
高校受験にコーチングが有効な理由は、主に3つあります。
1、目標をもって学習に取り組める

実は中学生の5人に1人は、
将来の夢がないという調査結果があります。
少ない経験と情報の中から将来の夢を見つけていくのは、
実は簡単ではないのです。
高校受験コーチングでは、
将来の目標を一緒に立てるところからスタートします。
世の中にはどのような仕事があるのか情報を集めるところから、
自分にはどんな仕事が向いているのかを
一緒に考えながら目標設定をしていきます。
そして、その将来に向かって、
高校はどのような進路が良いのか?
その後はどうすべきか?を一緒に考えます。
そうすることで、自ずと
「今、どのくらいの成績を取ればいいか」
「そのために、どのくらい勉強したら良いか」
も見えてきます。
2、多くの時間を”自分のための学習”にあてられる
学校の授業は集団で進むので、
ただ漠然と授業を受けているだけでは、
分からないところがでてきてしまいます。
そして、分からないところをそのままにしてしまうと、
分からないところはどんどん膨らんでしまいます。

高校受験コーチングでは、
学校の授業を中心とした予習復習のやり方を学ぶことで、
塾に行かなくても家庭で学習を回すことができるようになります。
予習復習のサイクルが出来上がると、
学校の授業で習うことをよく理解し、
定着させることができるようになります。
通塾時間を気にせず、
自分に必要な学習だけを短時間で行い、
成績を上げていくことができるようになります。
3、コーチとの対話の中でモチベーションを維持できる

勉強、特に家庭学習は
一人で進めていくものなので、
子どもたちは孤独です。
自分で決めた目標も、
他に誘惑があれば、
その誘惑に負けてしまうかもしれません。
そんな中、定期的にコーチとのセッションがあることで、
自分の目標とやるべきことを思い出し、
また時に自信がなくなってしまった時は励ましてもらうことで、
モチベーションを維持し続けることができます。
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3、高校受験コーチングの具体的な効果
実際に高校受験コーチングを受けると、どのような効果があるのでしょうか。
1、成績が上がる、志望校に合格する

まずは、効果的な学習方法を学ぶことで、
短時間で成績を上げることができるようになります。
また、志望校に必要な偏差値・内申点を取れるように、
得意教科・苦手教科を考えながら、
成績アップ、通知表の評定アップの作戦を考えます。
適切な作戦を立て実行することで、
無理なく無駄なく成績を上げて合格することができます。
2、自分で考えて行動する習慣が身につく

コーチングでは、子ども自身の意志を尊重します。
目標をどうするかはもちろん、
どのように学習するかも、
コーチが提案することはありますが、
最終的に決めて行動するのは子ども自身です。
多くの学習塾(特に集団指導塾)では、
このようなことができません。
ただただ与えられたものを「こなしていく」
だけになってしまう子も多いのです。
そのため、塾に通って成績が上がったものの、
高校に進学して塾を辞めた途端に勉強ができなくなってしまった、
ということはよくある話なのです。
これは、「自分で考えて行動する」ことを怠った結果です。
ただ、高校受験に合格する「だけ」でよければ、
ただ人に言われたことをこなしているだけでも
合格はできるでしょう。
しかし、一度社会に出れば、
”答えややり方が決まっている仕事”は非常に少なく、
自分で考えて行動したり、
時に他の人が解決できない課題を
解決しなければならないことも多いものです。

生涯使える”思考力”と
”自立的な学び方”の土台を
高校受験コーチングを通して
身につけることができるのです。
3、コミュニケーション力が上がる

コーチングを受けた効果として
よく報告されているのが、
コミュニケーション力の向上です。
コミュニケーションの基本は1対1の関係です。
毎週、大人とコミュニケーションをとることで、
コミュニケーション力がぐんぐん上がります。
大人と臆せず話せるようになった
自分の意見を言えるようになった
親子間のコミュニケーションも円滑になった
そのような成果が出ています。
4、高校受験にコーチングを取り入れた方達の成果
実際に、高校受験に”受験コーチング”を取り入れた方達はこのような成果を手に入れています。
1、週6日練習しながら、偏差値73の高校に合格!

中学3年・男の子
受験のこと、勉強のことほとんど考えていなかった。
塾に行く時間がなくて、それでも一人でやるのは不安で、これは自分にぴったりだと思って受けました。
塾だと塾側に任せっきりになり、自分で考える時間がない。
自分主体でやっていけるのが良かった。
今まで考えてもみなかったことができるようになりました。
生きていく上で、ぼやんとしていたものが明確になりました
2、予習復習を前向きにできるようになった!

中学3年・女の子
塾に通ってやっても結果につながらないので、悩んでいました。
塾だと強制的にやらされてる感じだったけど、
おうち受験コーチングだと、
自分から予習復習やろうと言う気持ちになりました。
記憶力を維持する方法を教えてもらって、
勉強に前向きになれ、高校も合格しました!
3、毎日勉強するのが当たり前になり、志望校合格

中学2年・男の子
学習計画の立て方がわからず、2日坊主になっていた。
一番大事なところを教えてもらいました。
勉強のリズムが変わって、勉強するのが当たり前になりました。
自分から勉強をやれるようになりたかったらやるべきプログラムです。
部活・クラブチームともバッチリ両立し、志望校に合格。
4、勉強への向き合い方が変わりました

小学6年生・女の子
学校のテストでは点数が取れるけれど、
模試で点数が取れないことが悩みでした。
勉強のやり方を教えてもらえると知って受講し、
勉強に対する意欲が変わりました!
▼お母様より・中2になって▼
小学生の頃にコーチに出会えて、本当によかったです。
あのまま中学生になっていたら、きっと今頃落ちこぼれていました(笑)
自ら考えて勉強に取り組めるようになっているので、
私はこのまま本人を信じて見守ろうと思います。
スポーツも、県の国体メンバーに選ばれ頑張っています。
4、受験コーチングの選び方
では、コーチングであれば、どのようなサービスでも良いのでしょうか?
実は、コーチングと一口にいっても、いろいろなタイプや流派があります。
高校受験で利用される方が多いのは、
中学生のお子さんに対しての学習コーチングです。
ここでは、学習コーチング・受験コーチングを選び際に、
留意すべきポイントをお伝えします。
1、実績や、再現性のあるメソッドがあるか
受験を乗り越えるために必要な学習方法に関するメソッドや、
受験テクニックなど、適切なメソッドがあり、
それをどのコーチも実行できることが大変重要です。
予習・復習の仕方
授業の受け方
テスト対策の仕方とテストの振り返り方法
間違えた問題のその後の処理の仕方
など、、、
こういったことを体系的に学べる機会があることが、
お子さんたちの成長を加速させます。
2、一人一人に合わせた柔軟な対応をしてもらえるか
お子さんの性格や学習歴にあった、実行できる学習方法を
どれだけ提案してもらえるかを見極めましょう。
志望校も違えば、通塾している塾も違う、今の学力も違えば性格も違う、
そういった一人一人の特性や置かれた環境に合わせて、
柔軟に提案をしてもらえるかどうかを確認しましょう。
わが子にぴったりあったやり方を習慣化できれば、
お子さんの可能性は無限大に広がっていきます。
3、コーチの人となりはどうか
適切なコーチングを通して得られるものは、
単に成績向上・受験合格に限りません。
コーチングは、その子の人生そのものを好転させる力を持っています。
コーチングを受けたお子さんたちからは、このような感想が聞かれます。
・将来の見通しを立てられるようになった
・自分の意見をはっきりと言えるようになった
・計画を立ててPDCAを回すことができるようになった
・大人になった時にも使える知恵を手に入れることができた
こういった成果を出すためには、
ある程度人生経験・社会人経験のある成熟した大人のコーチが適任です。
もちろん、コーチングの資格を持っていることは必須となります。
また、保護者が信頼して本音を話せるかどうかも大変重要なポイントです。
受験という難敵に立ち向かう戦友として、信頼できるかどうか、ご自身の目で判断をしてください。
万が一、相性が合わない場合に交代ができるかも確認しておきましょう。
執筆者 シオリ | 11月 29, 2023 | 未分類
こんにちは!
おうち受験コーチング代表
受験コーチの鈴木詩織です。

今日は、
「中学受験がしたい!」のに
なかなか【日々の勉強】にコツコツ向き合えないお子さんに、
私が紹介した本・マンガをご紹介したいと思います。
特に、主人公に感情移入して、
そこに自分を重ね合わせられるお子さんにオススメです。
マンガ『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』
ドラマ化もされた人気コミック!
現在も連載中で、19巻(2023年11月時点)まで出ています。

主人公は、新米塾講師。
中学受験のリアルを、
塾講師の目線で
保護者の目線で
子どもたちの目線で
描いた、リアリティーあふれるマンガです。
私の愛読書でもあるのですが(笑)
正直、受験のしんどい場面もたくさん描かれていて、
”子どもたちに読ませるのって、どうだろう”と
思っていたのですが、
実際に読んだ小学生たちからは
「面白い!」
「受験勉強頑張ろうという気持ちになる!」
と意外と高評価です。
中学受験が初めての保護者にもオススメ^^
注)”塾”が美化して描かれているので、そこだけはご注意ください。
あんなに手厚い塾は、なかなかありません(汗
小説『金の角持つ子どもたち』
こちらも人気作!
保護者の視点子どもの視点塾講師の視点から中学受験のリアルを描いた感動作です。
突然、日本最難関と言われる中学を受験したいと両親に打ち明けた俊介。
家計も厳しい中、息子の夢を応援することを両親は決意。俊介の塾通いが始まる。
だが、彼には誰にも言えない“秘密”があって…。(本の紹介より)
小説『きみの鐘が鳴る』尾崎英子

塾が同じのクラスメイトとうまくいかなくなり、
5年生の終わりに転塾することになる子、
父親に厳しく管理指導される子、
マイペースで得意不得意が凸凹している子、
受験に失敗した姉とずっと比べられている子。
受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違う
4人の6年生たちのストーリーを描いた本。
お子さんも感情移入しやすいです^^
保護者向けの本
保護者の方が、しんどくなってしまったり
指針が欲しい時に読まれると良い本をいくつかご紹介します!
『』佐野倫子

6組の親子の「運命を分けた瞬間」とは?
リアルすぎる中受ストーリーに学ぶ
親がはまりがちなトラップの回避術
競争が激化、過熱する中学受験。参戦した親子は必死に戦っています。
しかし親御さんの「熱すぎる」気持ちは、必ずしも子どもにいい影響を及ぼすとは限らない――。
小学校・中学校受験をテーマにした小説『天現寺ウォーズ』(2021年)の著者がお届けする、中受に挑む親子のセミフィクション。
親子6組のストーリーから、親御さんがはまりがちな中受の罠(トラップ)を紐解きます。
さらに3章では中学受験専門塾「スタジオキャンパス」代表の矢野耕平先生に、「プロが見た中学受験のこれから」ということで、中受伴走中の親御さんが意識すべきことなど、アドバイスをうかがいました。
中学受験を親子にとってかけがえのない体験にするためのマインドセットを手に入れましょう。
(アマゾンの紹介文より)
小説『』桜井信一

ドラマ化された人気作!!
目指せ桜蔭!
中学受験ブログ人気No.1著者の書き下ろし
塾なしで偏差値41から70へ
全受験生の親必読の感動ノンフィクション!
昼はガテン系仕事、夜は娘と勉強、そして朝まで娘のための予習…。
わが子に全てを捧げた父親の壮絶記録
中卒の父と、偏差値41の娘が、進学塾にも行かず、2人で桜蔭中学を目指す―。
話が無茶苦茶すぎて信じてもらえないかもしれません。でもこのお話はすべて真実なのです。そして今、私たち父娘は思うのです。
この挑戦が決して無謀ではなかったことに。そして、届かない夢ではなかったことに…。
(アマゾン紹介文より)
小説『翼の翼』朝比奈 あすか

入試問題頻出作家の作品です。
専業主婦、有泉円佳の息子、翼は、小学二年生で中学受験に挑戦することになる。
有名私立の中高一貫校を受験した経験のある夫真治と、それを導いた義父母。
中学受験にまったく縁のなかった円佳は、塾に、ライバルに、保護者たちに振り回され、
世間の噂に、家族に、そして自分自身のプライドに絡め取られていく。
過熱する親の心情を余すところなく描いた、凄まじき家族小説。
(アマゾン紹介文より)
小説『息が詰まるようなこの場所で』 外山薫

【啓文堂書店 小説大賞2023 第1位!】
タワマン文学の先駆者、窓際三等兵(かもしれない人の)初の書下ろし長編小説!
タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。
一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、
そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、
向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。
幸せとはなんなのだろう。
逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤!
(KADOKAWAのサイトより)
参考になりましたら幸いです。
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執筆者 シオリ | 11月 13, 2023 | 中学受験
こんにちは!
おうち受験コーチング代表
受験コーチの鈴木詩織です。

今日は、
「中学受験になぜコーチングが有効なのか!?」
お話ししたいと思います。
この記事は、
🔶中学受験に向けての学習を進めているけれども、結果に結びつかない
🔶塾に行かずに中学受験勉強をしたい
方におすすめです。
1、中学受験 3つのつまずきポイント
国私立・公立中学受験は、大都市圏を中心に、加熱する一方です。
近年は、日本各地で公立中高一貫校が乱立し、全国的にも中学受験をする人が増えてきています。
◆ 2023年私立・国立中学受験者数は過去最多の52,600名となり、受験率も過去最高の17.86%に達しました。(首都圏模試センター)
◆ 全国の私立中学の学校数は、1980年の548校から、2019年は781校まで増加しています。(学校基本調査)
◆公立中高一貫校も、1998年には0校だったのが、現在は全国41都道府県に135校(2021年度)まで増え、今後もさらに学校が増える予定です。(学校基本調査)
少子化のはずなのに!?
中学受験への道のりは年々過酷になってきています。
中学受験は親子で乗り越える受験と言われますが、
多くの親御さんがつまずいてしまうポイントについてお伝えします。
(主に私立中学受験について書きますが、公立中高一貫受験においても似たような状況が発生しています)
①学習内容が難しすぎる・学習進度が早すぎる

私立中学受験の出題内容・難易度は、偏差値50〜60の私立中学であれば「高校受験レベル」
偏差値70超えの私立中学であれば「易しめの大学受験レベル」に匹敵するような難易度の内容が
出題されます。
しかもこの難易度は、年々上がっていく傾向にあります。
親御さんが中学受験経験者だとして、
その頃よりも格段に難しい問題に、
子どもたちは向き合っているのです。
このような入試問題の難化に対応すべく、
都市部の中学受験塾では、
ここ10年くらいでカリキュラムの前倒しが行われました。
これまで5年生で学習していた内容が
4年生に降りてきて、
6年生でやっていた内容を5年生で終わらせて
6年生は、応用問題の対策や過去問演習に時間を充てるような
スタイルに、多くの塾が変わりました。
それに伴い、10年、20年前は
「5年生から塾に行っても受験に間に合う」
という状況だったのが、
4年生(実質3年生の2月か3月)から塾に行かないと、
学習に抜けが出てしまう状況になってしまいました。
ところで、受験内容が難化しているのにたいして、
子どもたちの学力はどのくらい上がったのでしょう?
学習塾が「効果的な指導法」を開発し続けていることにより
確かに、上位層の学力は20年、30年前よりも上がっているようです。
一方で、平均的な学力の子どもたちの学力が
ここ数十年で急激に上昇したということはありません。
つまり、難化してしまった学習内容に対して、
半数以上の子どもたちが
”ついていくのがしんどい・大変だ”と
感じる状況になってしまっているのです。
②子どもに自覚がない

もう一つの親御さんの受難は、
お子さんに「受験するなら勉強しなければならない」という
自覚がないことです。
受験勉強を始める時期は低年齢化したものの、
ここ数十年で子どもたちの精神的発達が急に早くなるということは
ありませんでした。
特に今、一番苦しいと感じるのは小学4年生です。
本格的な受験勉強が始まっているのに、
まだまだたくさん遊びたい、
10歳の壁といって、
まだ主観的な世界で生きているので、
自分を客観的に見て行動することができない。
そんな状況なのに、塾の授業はどんどん進んでいってしまいます。
わからないところがそのままになっている
なんなら宿題も全部はこなせていない
それなのに、
努力しようという意欲が見られない!!!
そんな状況のお子さんに
イライラしてしまう親御さんはとても多いのです。
「そんな態度なら、受験やめたら!?」
そんなふうに言えば、
「辞めたくない!!」
の一点張り。
受験するなら勉強する、
勉強しないなら受験しない、
はっきりしてよ〜〜〜。
大人はそんなふうに思うのですが、
実は子どもたちにとっては、
「受験」と「勉強」は大人が思うほどに
つながっていないのです。
ある、プロの家庭教師の方が言っていました。
「受験はしたいけど、勉強したくない」が
子どもたちの本音ですよ、と。
子どもたちにとって「受験」は
「受験日に会場で試験を受ける」
程度にしかわかっていないかもしれません。
実際、受験シーズンに突入し、
最初に受けた中学の結果が出て初めて
「受験って、こういうことだったんだ」
「不合格って本当にあるんだ」と
感じる子もいるくらい。
受験に向けての意識が、
親御さんとお子さんであってくるのは、
早くて小学6年生の夏休みくらいかな、
というのが全体をみての私の印象です。
③”やらせなければ”という保護者と”手を抜きたい”子どもとの間で摩擦が生じやすい

①②で見ていただいたように、
難しく、かつ進度が速い中学受験の学習に対して、
まだまだ遊びたい子どもたちと、
勉強をやらせなければ、と思う親御さんの間は、
当然のようにバトルが生じやすくなります。
お子さんたちは親御さんの希望に沿いたい気持ちが強いですし、
親御さんから良く思われたい気持ちも強いので、
決して親御さんの前で
「受験やめたい」とは言いません。
でもやっぱり、
まだまだ育ち盛り、遊びたい盛りですし、
自己制御するための脳の機能も大人ほど発達していません。
そういった、「小学生特有」の心理や事情をわかっていないと、
無駄に罵声を浴びせてしまい、
お子さんの自尊心を踏み潰すことになってしまったり、
成長の芽を摘んでしまうことになりかねないのです。
◆ 中学受験 3つのつまずきポイント
【1】学習内容が難しすぎる・学習進度が早すぎる
【2】子どもに自覚がない
【3】”やらせなければ”という保護者と”手を抜きたい”子どもとの間で摩擦が生じやすい
多くの方が陥ってしまう
この3つのつまずきを回避するために、
”コーチング”が有効なのです。
次は、なぜコーチングが有効なのかをお伝えいたします。
2、なぜ中学受験にコーチングが有効なのか
中学受験にコーチングが有効な理由は、主に3つあります。
1、志望校に合わせた学習内容で最短ルートで合格を目指せる

実は、一口に中学受験といっても、学校によってその難易度や出題傾向はまちまちです。
学校の勉強が完璧にできて、過去問を解く練習をすれば合格する中学もあれば、
中学受験特有の内容の中でも、特にベーシックなものだけおさえておけば合格できる中学、
高校受験・大学受験レベルの読解力や知識がないと太刀打ちできない中学など、
難易度だけでもかなりの幅があります。
一方で、集団塾では、どの中学を目指す子でも同じテキストを使って進めることが多いです。
そのため、テキストの内容が、ある子にはとても簡単だったり、ある子には難しすぎる、
ある子には志望校にぴったりの内容だったり、ある子には足りない、もしくは多すぎる内容だったりするのです。
もしお子さんが、勉強が楽しくて仕方なくて、
志望校がどこにかかわらず、もっと勉強したい、難しい問題にチャレンジしたい気持ちになっているのであれば
止めることはありません。
しかし、勉強が難しい、しんどい、勉強が嫌いになってしまいそうだというのであれば、
ご本人が気持ちよく学習できるように、学習内容を絞ってあげた方が良い場合があります。
受験コーチは、
志望校や、ご本人の性格・学力などに合わせて、
やるべきことを取捨選択し、
お子さんが前向きに学習に取り組み続けられ、
かつ合格を目指せるプログラムを提案します。
2、お子さんが、受験の意味や勉強の必要性に目覚める

次に、中学受験では、お子さんの自覚を促していくことがとても大切です。
受験コーチは、
お子さんの性格に合わせた”響く声かけ”で
お子さんの「心から頑張りたい」気持ちを引き出します。
また、お子さんがどのような人生を歩みたいのかを一緒に考えるところから、
お子さんの人生に受験や勉強を位置づけることで、
勉強を自分ごととしていきます。
さらに、世の中の仕組みを伝えることで、
今勉強することの価値を高めていきます。
勉強の価値が高まったら、実践です。
確実に成果が出る、再現性のある学習メソッドで、
成功体験をしてもらいます。
強いやる意義と成功体験を手にいれた子どもたちは、
そこからますます成長をしていきます。
3、保護者に対してもコーチングをすることで、保護者自身が適切な声かけをできるようになる

受験コーチは、保護者にも寄り添います。
今、なぜお子さんの成績が伸び悩んでいるかの原因分析とそこへの対応をアドバイスしたり、
お子さんの特性や将来の夢、親御さんの希望をふまえて志望校を提案します。
エニアグラムというタイプ診断を用いて、
お子さんに響く声かけのアドバイスをします。
お子さんと親御さん、そしてコーチは、
一つの目標に向かって一緒に頑張るチームです。
親御さんとお子さんの間にコーチが入ることで、
親御さんの意向をうまくお子さんに伝えたり、
お子さんの本音を引き出したり、
時に親御さんが気づかなかったお子さんの良さや成長点を見つけて
一緒にそれを伸ばしていきます。
中学受験が終わった後も、一緒に頑張りたい!
そんなふうに思えるような、
親子の最大の理解者であり、
応援団長になっていきます。
3、中学受験にコーチングを取り入れた方達の成果
実際に、中学受験に”受験コーチング”を取り入れた方達はこのような成果を手に入れています。
1、【塾から切替で合格】どこよりも成果を実感!

3年生から集団塾に入り、個別指導塾、家庭教師、母親向けセミナーなど一通りやりましたが、なかなか伸びず・・・。
受験コーチングが、どのサービスよりも一番伸びました!
結果、偏差値的にだいぶ上の、第一志望校に合格することができました。
2、【塾と併用で合格】一人一人の性格に合わせて対応してもらえます

抜け落ちているところがたくさんあって、何から手をつけて良いか分からない。
また、勉強のこととなると娘に拒否されるので、一緒に勉強を見ることができないのが悩みでした。
一人一人の性格などに合わせて対応してもらえ、以前より勉強に向かう姿勢が良くなっていると思います。
子どもに合わせた声がけと受験対策で、合格者平均点を大幅に上回り、第一志望校に合格できました。
3、【塾なしで合格】今までで一番良い成績を取りました

塾なしで中学受験をすることに決め、手探りで親子で学習を進めていました。
学習方針やモチベーションの保ち方について悩んでいました。
小手先だけではなく、根本的な解決ができると思います。
また、ここで体得したことは、勉強だけではなく将来に渡って使えることだと思います。もちろん、成績も上がり、学校に至っては、親がびっくりするぐらいの今までで1番よい成績を取りました!
他にもたくさんの成果報告が上がっています。
・自分にあった学習法を提案してもらい、第一志望校に合格しました
・子どもの個性に合わせた対応がすばらしいです
・勉強への向き合い方が変わりました
・塾通いしなくてはという固定観念がなくなりました
4、受験コーチングの選び方
では、コーチングであれば、どのようなサービスでも良いのでしょうか?
実は、コーチングと一口にいっても、いろいろなタイプや流派があります。
中学受験で利用される方が多いのは、親子のコミュニケーションを改善するためのコーチングや学習コーチングです。
今回は、学習コーチング・受験コーチングを選び際に、留意すべきポイントをお伝えします。
1、実績や、再現性のあるメソッドがあるか

受験を乗り越えるために必要な学習方法に関するメソッドや、
受験テクニックなど、適切なメソッドがあり、
それをどのコーチも実行できることが大変重要です。
予習・復習の仕方
授業の受け方
テスト対策の仕方とテストの振り返り方法
間違えた問題のその後の処理の仕方
など、、、
こういったことを体系的に学べる機会があることが、
お子さんたちの成長を加速させます。
2、一人一人に合わせた柔軟な対応をしてもらえるか

お子さんの性格や学習歴にあった、実行できる学習方法をどれだけ提案してもらえるかを見極めましょう。
志望校も違えば、通塾している塾も違う、今の学力も違えば性格も違う、
そういった一人一人の特性や置かれた環境に合わせて、
柔軟に提案をしてもらえるかどうかを確認しましょう。
わが子にぴったりあったやり方を習慣化できれば、
お子さんの可能性は無限大に広がっていきます。
3、コーチの人となりはどうか

適切なコーチングを通して得られるものは、
単に成績向上・受験合格に限りません。
コーチングは、その子の人生そのものを好転させる力を持っています。
コーチングを受けたお子さんたちからは、このような感想が聞かれます。
・将来の見通しを立てられるようになった
・自分の意見をはっきりと言えるようになった
・計画を立ててPDCAを回すことができるようになった
・大人になった時にも使える知恵を手に入れることができた
こう入った成果を出すためには、
ある程度人生経験・社会人経験のある成熟した大人のコーチが適任です。
もちろん、コーチングの資格を持っていることは必須となります。
また、保護者が信頼して本音を話せるかどうかも大変重要なポイントです。
受験という難敵に立ち向かう戦友として、信頼できるかどうか、ご自身の目で判断をしてください。
万が一、相性が合わない場合に交代ができるかも確認しておきましょう。
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小1ー3の保護者の方
小学4〜6年生の保護者の方
中学生の保護者さん
執筆者 シオリ | 5月 24, 2023 | コーチのブログ
こんにちは!
中学受験の勉強中に親子バトルが絶えない親子が、
手を取り合って目標にまっしぐらになるのをお手伝いする
学習習慣コーチのふじさくひろえです

私には一人息子がいます。
結婚当初から子どもが欲しかったもののなかなか授からず、治療したりもしました。
そんな中、結婚5年、周りの友人たちよりはだいぶ遅れて子どもを授かりました。
やっとということもあり、何とかしっかり育てなければと肩に力が入っていたと思います。
生まれてすぐから始終泣いている元気があり、よく食べ、活発に動き回る子でした。子どもの体と心を強くするのに特化した保育園にも恵まれ、自由に、かなりたくましい幼少期をすごしました。
しかし、住んでいる地域がまだまだ管理教育のきつい地域であり、特に公立の中学は色々な制約があり、不登校の子を多数出しているというような話を聞くようになりました。
この地域に住み続け、公立中に通わせるということに色々な不安や疑問がわき、中学受験をさせるという方向に考えることにしました。
好奇心は旺盛でしたので、塾行ってみる?と言うと、行く!行く!という感じでした。
試しに講習会だけ行かせてみると、いい感じ!大丈夫!というので安心してはじめることができました。
しかし、子はもちろん、親も最新の中学受験の状況や、塾のシステムをよく分かっていなかったので、徐々に疲弊していきました。
毎回の何冊ものテキストを見て、これ全部やっていくの?
その宿題を終わらせた上で、この漢字を全部覚えていくの?
どんな風に時間を使ったらよいか、分かりません。
よそのお子さんはこんなにこなせているの?
これ、普通???
と、どんどんあせり、日々苦しくなっていきました。
早く起こして勉強させた時もあれば、食事中に私が問題を出し、食べながら答えさせるような形でテスト勉強などをしたこともありました。
削れる時間は全て削り、塾のことをこなさせる。
私の日常のサイクルがそこに向かい、全ての基準がそこになりました。
そんな生活を続けて1年以上経ったころから、まず自分自身が息が苦しいと思うことが増えました。
常に追われている感があり、自分の息抜きなどしている暇はないと思っていたので、緊張が続いていたのだと思います。
気づくと子どももだいぶ変わってしまいました。
口数が減り、楽しそうな顔を見なくなりました。
最初は思春期突入ね!などと軽く考えていましたが、どうやらそうでもなく、友達ともあまり話さなくなってしまったようでした。
無表情にやることをこなす毎日。
自分から何かするわけでもなく、与えられたものを何とかこなす。
これでは万が一行きたい学校に受かったとしても、楽しく通う様子は想像つかない。与えられないと勉強しないようでは、中学以降、急激に勉強できなくなるだろうと思うようになりました。
それでもどうしたらよいのか分かりませんでした。
仕方がないので、中学受験サポートの経験のある方のブログなどを読みながら、色々考えていきました。
その中で引っかかってきたのがコーチングでした。
コーチングを勉強し、上手く使いこなされた方の話を読む上で、このようにサポートしたいと思うようになりました。
コーチングでは本人の意思を一番大切にし、どうありたいか、どうなりたいかを本人が考えます。
もちろん情報提供はしますが、その情報も本人がやりたくない、必要ないと思ったら、やらなくていい。
そんな子どものサポートが出来たら本当にかっこいいと思いました。
しかし、私がコーチングいい!と思ったところで、無表情に与えられたことをやるだけになってしまった子どもにいきなり、どうなりたい??と聞いても答えられず、すぐに上手くいくはずはありません。
自分で何かを考えるという練習からでした。
算数と国語ならどっち先にやりたい?
みたいな選択させることから徐々にやっていきました。
それを続けていくことで、少しずつ自分で考えながら動くことができるようになっていきました。
自分で考える能力を身につけつつ、最終的に難関校と言われる学校に合格することができました。
自分が本当はどうしたいかを考える。
この訓練は重要で、受験勉強を上手くいかせるためのノウハウとかではなく、人と付き合うときにどうしたいか?
社会に出てどうしたいか?をあらゆる面で使う、一生必要とされる力をつける訓練になりうると思います。
また、私の子どもが進学した学校の入試問題には、一つの正解はない自由記述問題などが出ます。
自分がどうしたいのか、どう思うのかを考える能力を問う学校は増えていますし、社会でも必要とされるようになってきていると思います。
与えられたことだけをやる姿勢のまま受験までいっていたら、今、進学している学校には入れなかったかもしれません。
この経験から、受験に限らず、何かをなしとげるためには、本人の考えを尊重することが大切だと学びました。
自分は本当はどうしたいのかを考え、それを、本人も周りも尊重することが大切です。
それができなければ、。表面的には“受験合格”みたいな一見成功に見える状況になることはあるかもしれませんが、後々望んでいないことは長続きしないと思います。
よく考えたら、自分だってそうでした。
強制されたことは続かず、自分が選んだことでないとがんばれないです。
よく考えれば分かることを、中学受験と子どもに教えてもらい、コーチングに出会わせてもらってよかったと思っております。
今、コーチとして親子に向き合う時に私は「あなたは本当はどうしたい」を意識しています。
必ずこの質問はしますし、し続けていきたいと思います。
最初は自分の本心が意外と出てこない方もいますが、質問しつづけてご自身と向き合っていただけたらと思っています。
世間がどうとか、ご家族がどうとか関係なく、本心から本当はどうしたい?の質問をしながら、全力でサポートしていきたいと思っています。
執筆者 シオリ | 4月 18, 2021 | 受験コーチング協会
4月にはいり、たくさんの方が
おうち受験コーチングを始めています。
お姉ちゃんが以前受講して良かったから、
私も中学での勉強方法を学びたい!
と来てくださった中学1年生。
憧れの中学ができて、
「中学受験をしたい!」と思ったけれど
塾に通うのはイヤ、という小学5年生。
”絶対に入りたい”志望校があるのに、
まだまだ偏差値が届かない
小学6年生。
塾に通っているものの
なかなか成績が上がらない
中学3年生。
などなど、たくさんの方が
<トップ校合格レベルの家庭学習習慣>
を身につけるために、
頑張り始めています^^
さて、
私がこの、おうち受験コーチングのプログラムを
作った理由の一つに、
「社会に出てから通用する力を
勉強を通して身につけてほしい」
というものがあります。
遡ること14年くらい前・・・
私は、入社したばかりの会社で
とてもしんどい思いをしていました。
電話を取れば失敗する、
仕事の実績が悪すぎて先輩社員に笑われる、
「自信がない」と発言して先輩にど叱られる、
などなど色々なことがたくさんありました。
これは後から聞いた話ですが、私は
「真っ先に根を上げて会社を辞めるだろう」
と先輩社員から思われていたそうです。
せっかく大学院まで出たのに、
そこで学んだ知識は全く活かせなくって、
まるで赤ん坊になったかのように、
武器も何もなく
一人戦場にいた・・・そんな感じでした。
へなちょこな私は、
1週間に一度は
「会社辞めようかな、死のうかな」
なんてことを口走って、
当時の旦那(今も同じ旦那ですが)を
困らせたりしていました。
しかし、そんなダメダメな
私を救ってくれたのもまた、
子どもの時に
「勉強を頑張った」経験でした。
会社での
あまりの不出来具合が悔しくて、
片っ端から
受験に関する本、
勉強に関する本、
仕事に関する本を
読み漁りました。
読んだことを、目の前の子どもたちに
アウトプットしながら、
一人一人に合うやり方を
一緒に模索し、成果にこだわりました。
時に、
著者さんのセミナーに参加したり、
7つの習慣の手帳を使ってみたり、
休日は先輩社員に同行したり、
ボイトレに通ったり、
ストレングスファインダーとか、
マネジメントとか、
インバスケット(判断力向上)とか、
とにかく色々、
必死で行動しました。
どんなに仕事ができなくても、
諦めずにこれだけ頑張れたのは、
勉強で工夫して乗り切った経験があったからで、
その経験から得られた
「やればできる」という自信が
あったからです。
そうこうしているうちに、
同期が次々と会社を辞める中で、
生き残った数人の一人になっていたり、
社内でトップ3の成果を上げて
会社初の女性店長に抜擢されたりしました。
コツコツ勉強するだけでは得られない、
また、
勉強なしで社会に揉まれるだけでも得られない、
そんな力を、私は、
未来を生きる子どもたちに手渡したいと思っています。
そのため
おうち受験コーチングでは、
勉強のやり方はもちろんのこと、
勉強を通して「生き方」を伝えています。
まだまだ
「お母さん・お父さんがこう望む」から
「お母さん・お父さんがこう言う」から
勉強をしている、という子どもたちに、
自分の人生は、自分のものなんだよ!!
自分の人生は、自分で責任取るんだよ!!
という両方を伝えています。
なぜならこの
「自分の人生を、自分の足で切り拓く」
感覚こそが
混沌とした社会を生き抜くために
必要な力だからです。
ただし、子どもたちが
こんな風に思えるようになるためには、
一朝一夕では足りません。
数ヶ月かけて、
乗り越えなければいけないステップが
いくつもあります。
ワクワクしながら夢を考えたり、
現実的な目標を立てたり、
行動し、習慣化したり、
行動の結果に自ら向き合って
解決策を見出したり。
こういうことを丁寧に一つ一つ、
伴走してもらいながら乗り越えていく、
その助けをするのがコーチの役割です。
コーチに伴走してもらうから、
成績はもちろん、
学校でも塾でも教えてもらえない
「生きていくための底力」みたいなものを
子どもたちは身につけてくれています。
こんな、子どもたちの成長を見守るのは、
本当に楽しいし、
やりがいがあります。
今日は、こんな喜びを一緒に分かち合える
仲間を増やしたいと思って、
このメルマガを書いています。
2月に立ち上げた
「受験コーチング協会」では
子どもの成長を一緒に喜べる方、
勉強の先の未来に向かって
子どもたちに伴走できる方を
求めています!!
今、私も含め5人のコーチが
協会認定コーチとして活動しています。
うち2人が仕事の掛け持ちをしていて、
3人は小さなこどもを抱えながら仕事をしています。
いずれ自分の塾を開きたい、という思いで
活動してくださっている方もいます。
もしあなたが
少しでも受験コーチング協会に
ご興味を持ってくださるようでしたら、
ぜひこちらの公式ラインにご登録ください。
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お届けいたします!
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