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家庭教師を頼む前にやるべきこと

家庭教師を頼む前にやるべきこと

こんにちは!

おうち受験コーチング代表 

受験コーチングの第一人者の鈴木詩織です。

 

今日は、家庭教師をつけようかと迷われている方に向けて、

「家庭教師をつける前にやるべきこと」をお話ししたいと思います。

 

しおりコーチ

この記事は、

🔶家庭教師をつけようかと考えている

🔶成績が伸び悩み、個別指導を検討している

方におすすめです。

 

 

しおりコーチ

新年度が始まり、春休み明けに受けた模擬試験の結果が返ってきた方も多いのではないでしょうか。

 

保護者

はい、今回も結果が芳しくなくて、ここからどうしたら良いのかもやもやしています。

やはり集団塾だけではなくて家庭教師や個別指導もつけた方が良いのかしら?

 

しおりコーチ

家庭教師をつけたり個別指導を受けるのも一つの手段として良いですね。

個別で勉強を教えてもらう前にやっておくべきことを、

今日は見ていきましょう!

 

 

先日、今年中学受験をする小学6年生の

保護者から、

家庭教師の頼み方について

相談を受けました。

 

私は、

家庭教師含むマンツーマンの学習指導歴が10年ほど

家庭教師派遣会社にいたのが12年ほどあり、

人生の半分以上をかけて(笑)

”家庭教師”と関わってきました。

 

そんな私が、今日は

家庭教師を頼む前にやるべきこと

についてお伝えしたいと思います。

 

1、家庭教師が【できること】と【できないこと】

 

まず

家庭教師を頼む方は、

このようなことを求めている方が多いようです。

 

中学受験なら、

◎塾の授業についていきたい

苦手分野の克服をしたい

◎志望校に合格するための勉強を教えてほしい

過去問の解説をしてほしい

 

高校受験なら、

◎学校の授業についていきたい

◎学習習慣を身につけさせたい

苦手分野の克服をしたい

受験に向けての勉強を一緒にやってほしい

 

大学受験なら、

苦手教科で赤点を取らないようにしたい

受験で必要な科目を強化したい

志望校探しから過去問対策まで一緒にやってほしい

 

 

はっきり言います。

これらのお悩みを家庭教師に丸投げして

解決できる可能性

30%程度です。

 

ただやみくもに

このニーズを家庭教師にぶつけても、

家庭教師は対応しきれません

 

なぜなら、

家庭教師は教えることのプロであり

受験のコンサルタント

受験のコーチ

ではないからです。

 

家庭教師は、

目の前に与えられた問題を上手に解説することが仕事で、

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

お子さんに合った学習法を提案し

お子さんが合格に最短で近づく方法を考えるのは、

受験のコンサルタントの仕事です。

 

お子さんのやる気を引き上げ

効果的な学習法を身につけてもらい

良い学習習慣をつけるのは

学習習慣コーチの仕事です。

 

中には、

コーチやコンサルタントのようなことも

やっている家庭教師もいますが、

これも本当にごくごく一部。

 

ほとんどの方は、

それは自分の仕事ではないと考えています。

 

 

 

2、教わることより大切な◯◯

 

それはさておき、

 

ここで、大切なことは

上手に解説してもらうだけで

成績が伸びる子は

極めて少ないということです。

 

それができる子は

体感ですが、

中学受験なら5%

高校受験なら10%

大学受験なら20%

くらいでしょうか。

 

ちなみに、

最難関中学・高校

旧帝大・医学部

に合格するお子さんは

ほぼ100%それができます。

 

言い方を変えると、

 

それができたから、

旧帝大・医学部

まで合格できるのです。

 

なぜなら、

学習への意欲も高く

自分に合った効果的な学習法を

完璧に身につけているからです。

 

 

 

では誰が、

コンサルタントコーチの役割を果たすのか?

 

学習への意欲を高め

効果的な学習方法を習慣化するのか?

 

中学受験なら、

その役割は

保護者です。

 

高校受験の場合、

保護者半分、本人半分です。

 

大学受験の場合、

ほぼ本人です。

 

3、家庭教師を頼む前に親子でやるべきこと

 

家庭教師を呼ぶ前に、

親子で下記の4つを必ず行ってください。

 

①志望校と現在の学力から最短で合格できる戦略を考える

苦手分野を洗い出す

③苦手克服のための適切な問題集や参考書を選ぶ

④実行し、PDCAを回すサイクルを作る

 

 

これができれば、

家庭教師を呼んでも

期待する成果を出せるでしょう。

 

・・

 

・・・

 

・・・・・

 

そんなのできるわけあるかい!!

 

 

はい、

学校の先生でもなく

塾講師経験があるわけでもない

一般の保護者が

このようなことができるはずは

ありません。

(たま〜に1人でやりきっちゃう方もいますよ!)

 

 

ましてや本人が

勉強のやり方を

何も学んでいないのに

高い意識を持って

受験に向けて無駄なく行動できる!!

 

なんてこと

 

 

あるわけないのです。

 

 

・・・

 

 

それはそうです。

受験に向けて本当に必要なことは

どこでも学べませんから。

 

それを保護者の責任

本人の責任と言われたって

困りますよね。

 

 

塾も

家庭教師も

成績を上げるのが

合格させるのが仕事なんじゃないんですか!?

それって、職務怠慢なのでは!?

 

 

私も、

教育業界に入る前はそう思っていました。

 

 

しかし、、、

残念ながら、、、

 

現実は違うのです。

 

 

これは私にとってはかなりの衝撃でした。

 

 

中学受験や大学受験なら

3年間で200〜300万円、

高校受験も

3年間で100万円以上

塾代ってかかります。

 

それだけかけても、

成績も上がらないし

志望校にも受からない

 

もっと悪いことには、

受験が終わった後の子どもが

「もうあんなにしんどいことは嫌だ!」

勉強嫌いになってしまった。

 

 

こんな子が、

大量発生しています。

 

 

 

私は、塾や家庭教師が悪いと

言っているのではありません。

 

 

上手な使い方も知らないまま

サービスを利用し、

 

伸ばせるはずの能力も伸ばせないまま、

自己肯定感も

自己効力感も

下がっていく子どもたちを心配しているのです。

 

この

負のスパイラルを止めたい!!

 

 

受験を通して

子どもが大きく成長し、

全ての子どもに

学ぶ面白さ

成し遂げる喜び

知ってほしい!!!!!

 

 

そんな思いで、

5年前に

おうち受験コーチングを立ち上げたのです。

 

 

困ったら、塾や家庭教師に

丸投げするのはもうやめてください。

 

私がなんとかしないと!と

保護者が1人で孤軍奮闘するのもやめてください。

 

あなたの責任よ!と

お子さんを放置するのもやめてください。

 

 

お子さんがもともともっている

良いところを引き出しながら、

 

自然と机に向かい、

合格に向けて必要な行動を取るようになる

 

そんな方法が、

ちゃんとあります。

 

私が、20年以上をかけて

大切に作り育てたプログラムの詳細を

ぜひ確かめにきてください。

 

おうち受験コーチングは、

塾や家庭教師が成し遂げられなかった

受験コンサルタント

コーチ

双方の役目を果たすサービスです。

 

みなさんとお子さんに

合ったやり方が、

必ずあるはずです。

 

個別説明会でお話しできることを楽しみにしております。

 

 

▼お子さんにあった学習方法が学べる!おうち受験コーチングの説明会はこちら

小1ー3の保護者の方

 

小学4〜6年生の保護者の方

 

中学生の保護者さん

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【中受進学塾生必見】予習しちゃダメと言われて、準備なしに授業を受けていませんか!?

【中受進学塾生必見】予習しちゃダメと言われて、準備なしに授業を受けていませんか!?

こんにちは!

おうち受験コーチング代表 

受験コーチングの第一人者の鈴木詩織です。

 

今日は、中学受験対策の進学塾(集団指導)に通われている方に向けて、

「授業の予習の仕方」をお話ししたいと思います。

 

しおりコーチ

この記事は、

🔶中学受験塾に通っているけれども、授業でわからないところがある

🔶塾の宿題にとても時間がかかっている

方におすすめです。

 

1、多くの塾が予習を禁止する理由

 

しおりコーチ

2月に入り、中学受験の進学塾では新学年カリキュラムがスタートしました!

この2月(3月)から塾に通い始めたよ〜という方も多いのではないでしょうか。

 

保護者

息子も、ちょうど中学受験の塾に通い始めたばかりです。

内容も難しいし、スピードも早くて、授業についていくだけで精一杯💦

受験勉強ってこんなに大変なんですね〜。

 

しおりコーチ

中学受験のための塾の授業は、本当に早いですよね。

何も準備せずについていけるお子さんは、一握りです。

ところで、おうちでは、塾の授業の予習をされてますか?

 

保護者

いえ、予習はしていません。

塾からも、予習はしないように、復習をしっかりやってくださいと言われています。

 

 

実は、中学受験の対策をしている塾の多くが、

「予習をしてはいけません」という指導をしています。

 

四谷大塚の予習シリーズを使っている塾の中には

予習を推奨しているところもありますが、

それもほんの一握り。

 

なぜ、中学受験の塾は「予習をしてはいけない」というのでしょうか。

 

まずは、その理由をご説明したいと思います。

 

1、子どもが混乱するから

 

多くの塾が、子どもたちに予習をさせない理由で

一番多いのは、

予習したやり方と授業で習うやり方が違い、

子どもが混乱するから

という理由です。

 

特に、中学受験の算数では

中学に入ったら方程式を使って解く問題を

日本固有の算術である「和算(特殊算)」を使って解く、

というようなことをします。

 

和算 塵劫記より問題16:4人が6里の道を行くのに、馬が3頭いる。同じ道のりずつ乗るには、どのように乗ればよいか。(1里は今の約4km)

 

そのため、

お父さん・お母さんが張り切って

「これはXやYを使えば簡単に解けるよ!」と

言って方程式を教えてしまったりすると、

お子さんが塾で授業を受けた時に

混乱してしまうのです。

 

また、

同じ問題であっても、

解法がたくさんあって、

塾によって使う解法が違ったり、

学力別のクラスによって

使う解法を分けている塾もあったりするので

 

「余計な知識を先に入れてこないで!」

という塾が多いのです。

 

 

2、初見の問題への対応力を上げたいから

 

首都圏で、最難関中学への合格者を多数輩出している

サピックスなどは、

徹底的な復習主義(予習NG)を貫いています。

どのくらい徹底しているかというと、

授業で扱う内容は、

全部プリントで、授業の日に渡されるという具合です。

 

関西でいえば、

浜学園も復習主義をうたってますね。

 

このような、難関中学を目指す子が

たくさん通う塾では、

「コツコツ勉強をして成果を上げる」

ことはもちろん

「パッとみて解法をひらめくことができる力」

だったり

「新しいことをワクワクしながら学ぶ好奇心」

を育てようとします。

 

予習をして、

事前に学習内容が分かった状態で

授業に参加してしまうと

そのような力を育めないので、

「予習はするな」

というわけです。

 

 

もちろん、

予習をしなくても

授業の内容を完璧に理解することができ

宿題も、スラスラと解いている

のであれば、予習をする必要はありません。

 

しかし、

「予習をしなくても大丈夫」な状況ではない子が

あまりに多いのです。

 

<<わが子にあった予習の仕方を学べるコーチングはここをクリック>>

 

 

2、予習で成績が上がるお子さん

 

しおりコーチ

授業の内容を完璧に理解することができ

宿題も、スラスラと解いている

お子さんは、予習をする必要はありません。

 

保護者

そうなのね!

でも、うちの子の場合は、宿題にすごく時間がかかってるな〜

塾で習ってきたはずなのに、聞くとよく分かってないから、「ちゃんと聞いてるー!?」ってなっちゃう時もある。

 

しおりコーチ

授業も完璧には理解できていないかもしれないですね。

 

保護者

きっと、ぼんやりして聞いてるんじゃないかな。

しおりコーチ

そういうお子さんにこそ、実は予習が効果的ですよ!

予習をすることで、宿題も早く終わるし、成績も上がる可能性大です。

 

保護者

そうなんだ!!

 

予習をすることで成績が上がるお子さんは、ずばり

授業が100%は理解できていない

お子さんです。

 

授業が理解できていないと、

🔶宿題にも時間がかかる

🔶理解が不十分なので、関係する次の単元も分からなくなる

🔶その分野が苦手になり、苦手克服のために個人指導を追加しなければならなくなる

という感じで、

どんどん負のループに陥っていってしまいます。

 

このループを断ち切るには、

【予習をして授業の理解度を上げる】

しかないのです!!!

 

※負の遺産(苦手)がたまっている方は、

同時進行で苦手克服も行ってください。

 

でも、、、

予習するなって言われているのに、

本当に予習して良いの!?

 

テキストももらえないのに

どうやって予習するの!?

 

そんなふうに思われますよね。

次では、

さまざまな予習の仕方をご紹介したいと思います。

 

▼予習で成績が上がるお子さんの特徴▼

【1】授業の理解度が100%ではない

【2】宿題に多くの時間がかかる

 

<<わが子にあった予習の仕方を学べるコーチングはここをクリック>>

 

、具体的な予習の方法

「予習をしてはいけない!」と言われている塾に通っている

お子さんの中には、

上手に予習をして授業の理解度を上げているケースがあります。

 

ここでは、いろいろな予習の仕方をご案内したいと思います。

 

1、一番シンプルなやり方

 

まず、一番シンプルな方法としては、

テキストを事前に読んでおくことです。

 

例えば算数だったら、

次の授業で扱うページを、ざっと読んでおきます。

※四谷大塚「予習シリーズ」より

読むのは、解説のところと、

例題、例題の解き方です。

 

読みながら、「ここ分からないな」と思うところに

印をつけましょう。

 

 

国語であれば、

次の授業で扱う文章をザーッと読んでおきます。

分からない言葉があったら辞書で調べておくと、より良いです。

※四谷大塚「予習シリーズ」より

 

このような感じで、

理科・社会も、解説を読んで

分からないところに印をつけます。

 

そして授業では

印をつけたところを中心に

聞いてくるようにします。

 

というのも、

塾の授業を最初から最後まで

集中して聞いていられる子どもは

ほとんどいません。

 

一方で、

一度すぎてしまった授業は、

もう2度と戻って来ません。

 

分からないままのところは、

ずっと分からないままになってしまうのです。

 

なので、

自分が分からないところをピックアップして

授業で聞いてくるところの当たりをつけてから

授業に臨むのです。

 

 

そして、予習をするときの注意点が2つ。

それは、

時間をかけすぎないこと

予習段階で100%の理解を求めないこと

です。

 

予習はあくまで

下準備、仕込みです。

 

ここで何かを完成させようと思ってはいけません。

 

さっと仕込みが終わったら、

本番の授業を楽しみに待ちましょう。

 

2、事前にテキストがもらえないときの予習方法

 

サピックス(SAPIX)など、

事前にテキストがもらえない塾に通っている場合は、

塾のテキストとは別のもので予習を進めます。

 

たとえば、

四谷大塚が出している『予習シリーズ』だったり、

 

受験研究社の『自由自在』などは

 

発刊から60年近く愛されており、

何度も改訂を重ねている

定番の参考書・問題集です。

 

塾で配られる保護者向け資料や

塾のサイトに、

どの週にどの単元をやるか書かれていますので、

それを参考にして、

他のテキストで

「なんとなくこんなことやるんだな」

を知ってから授業に臨むようにします。

 

3、文章を読むのが苦手な子の予習方法

 

最後に、

塾のテキストなど、

「文章」を読むのが苦手なお子さん向けの

予習の仕方をお伝えします。

 

授業で扱うテキストであっても、

他のテキストであっても、

そもそも「文章を読む」ということを

したがりません!!

 

そんなお子さんにオススメなのは、

まず1つは、「保護者が読み聞かせる」予習方法。

 

もう1つは、

漫画や動画を使って予習をすることです。

 

おうち受験でよくオススメしているのは、

こちら学研教育出版「中学入試まんが攻略BON!」

シリーズ。

国語・算数・理科・社会全て

漫画で考え方を学ぶことができます。

 

動画については、

スタサプやZ会の動画を利用されている方もいますし、

YOUTUBE上でも、

人気の先生の授業を無料で見ることができたりします。

 

算数の動画です。書籍と連動しています。

 

morinokuma7

中学受験理科の実験などを公開しているチャンネル

 

 

、自分にあった学習方法を仕組み化する

 

予習の方法をいくつかお伝えしましたが、

実は予習は、やり方にバリエーションがあり、

一人一人に合ったやり方を採用することが

とても大切です。

 

いろんなやり方を試しながら

ぜひ自分にあったやり方を見つけてくださいね!

 

おうち受験コーチングでは、

予習・復習の仕方

授業の受け方

テスト対策の仕方とテストの振り返り方法

間違えた問題のその後の処理の仕方

など、、、

 

こういったことを体系的に学びます。

 

 

わが子にぴったりあったやり方を仕組み化できれば、

お子さんの可能性は無限大に広がっていきますよ♪

 

 

 

▼お子さんにあった学習方法が学べる!おうち受験コーチングの説明会はこちら

小1ー3の保護者の方

 

小学4〜6年生の保護者の方

 

中学生の保護者さん

中学3年生〜高2年生の保護者の方

 

 

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中学受験生の勉強のやる気がアップする小説・マンガ3選

中学受験生の勉強のやる気がアップする小説・マンガ3選

こんにちは!

おうち受験コーチング代表

受験コーチの鈴木詩織です。

 

今日は、

「中学受験がしたい!」のに

なかなか【日々の勉強】にコツコツ向き合えないお子さんに、

私が紹介した本・マンガをご紹介したいと思います。

 

特に、主人公に感情移入して、

そこに自分を重ね合わせられるお子さんにオススメです。

 

 

 

マンガ『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』

ドラマ化もされた人気コミック!

現在も連載中で、19巻(2023年11月時点)まで出ています。

主人公は、新米塾講師。

 

中学受験のリアルを、

塾講師の目線で

保護者の目線で

子どもたちの目線で

描いた、リアリティーあふれるマンガです。

 

私の愛読書でもあるのですが(笑)

正直、受験のしんどい場面もたくさん描かれていて、

”子どもたちに読ませるのって、どうだろう”と

思っていたのですが、

 

実際に読んだ小学生たちからは

「面白い!」

「受験勉強頑張ろうという気持ちになる!」

と意外と高評価です。

 

中学受験が初めての保護者にもオススメ^^

 

注)”塾”が美化して描かれているので、そこだけはご注意ください。

あんなに手厚い塾は、なかなかありません(汗

 

 

小説『金の角持つ子どもたち』


こちらも人気作!
保護者の視点子どもの視点塾講師の視点から中学受験のリアルを描いた感動作です。

突然、日本最難関と言われる中学を受験したいと両親に打ち明けた俊介。

家計も厳しい中、息子の夢を応援することを両親は決意。俊介の塾通いが始まる。

だが、彼には誰にも言えない“秘密”があって…。(本の紹介より)

 

小説『きみの鐘が鳴る』尾崎英子

 

塾が同じのクラスメイトとうまくいかなくなり、

5年生の終わりに転塾することになる子、

父親に厳しく管理指導される子、

マイペースで得意不得意が凸凹している子、

受験に失敗した姉とずっと比べられている子。

 

受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違う

4人の6年生たちのストーリーを描いた本。

 

お子さんも感情移入しやすいです^^

 

 

保護者向けの本

保護者の方が、しんどくなってしまったり

指針が欲しい時に読まれると良い本をいくつかご紹介します!

中学受験ウォーズ 君と私が選んだ未来』佐野倫子

6組の親子の「運命を分けた瞬間」とは?
リアルすぎる中受ストーリーに学ぶ
親がはまりがちなトラップの回避術

競争が激化、過熱する中学受験。参戦した親子は必死に戦っています。
しかし親御さんの「熱すぎる」気持ちは、必ずしも子どもにいい影響を及ぼすとは限らない――。

小学校・中学校受験をテーマにした小説『天現寺ウォーズ』(2021年)の著者がお届けする、中受に挑む親子のセミフィクション。
親子6組のストーリーから、親御さんがはまりがちな中受の罠(トラップ)を紐解きます。

さらに3章では中学受験専門塾「スタジオキャンパス」代表の矢野耕平先生に、「プロが見た中学受験のこれから」ということで、中受伴走中の親御さんが意識すべきことなど、アドバイスをうかがいました。

中学受験を親子にとってかけがえのない体験にするためのマインドセットを手に入れましょう。

(アマゾンの紹介文より)

 

小説『下剋上受験 両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!』桜井信一

ドラマ化された人気作!!

 

目指せ桜蔭!
中学受験ブログ人気No.1著者の書き下ろし

塾なしで偏差値41から70へ
全受験生の親必読の感動ノンフィクション!

昼はガテン系仕事、夜は娘と勉強、そして朝まで娘のための予習…。
わが子に全てを捧げた父親の壮絶記録

中卒の父と、偏差値41の娘が、進学塾にも行かず、2人で桜蔭中学を目指す―。
話が無茶苦茶すぎて信じてもらえないかもしれません。でもこのお話はすべて真実なのです。そして今、私たち父娘は思うのです。
この挑戦が決して無謀ではなかったことに。そして、届かない夢ではなかったことに…。

(アマゾン紹介文より)

小説『翼の翼』朝比奈 あすか

入試問題頻出作家の作品です。

 

専業主婦、有泉円佳の息子、翼は、小学二年生で中学受験に挑戦することになる。

有名私立の中高一貫校を受験した経験のある夫真治と、それを導いた義父母。

中学受験にまったく縁のなかった円佳は、塾に、ライバルに、保護者たちに振り回され、

世間の噂に、家族に、そして自分自身のプライドに絡め取られていく。

過熱する親の心情を余すところなく描いた、凄まじき家族小説。

(アマゾン紹介文より)

 

小説『息が詰まるようなこの場所で』 外山薫

【啓文堂書店 小説大賞2023 第1位!】

タワマン文学の先駆者、窓際三等兵(かもしれない人の)初の書下ろし長編小説!

タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。

一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、
そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、
向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。
幸せとはなんなのだろう。
逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤!
(KADOKAWAのサイトより)
参考になりましたら幸いです。

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なぜ中学受験にコーチングが有効なのか

なぜ中学受験にコーチングが有効なのか

こんにちは!

おうち受験コーチング代表

受験コーチの鈴木詩織です。

 

今日は、

「中学受験になぜコーチングが有効なのか!?」

お話ししたいと思います。

 

この記事は、

🔶中学受験に向けての学習を進めているけれども、結果に結びつかない

🔶塾に行かずに中学受験勉強をしたい

方におすすめです。

 

1、中学受験 3つのつまずきポイント

国私立・公立中学受験は、大都市圏を中心に、加熱する一方です。

近年は、日本各地で公立中高一貫校が乱立し、全国的にも中学受験をする人が増えてきています。

◆ 2023年私立・国立中学受験者数は過去最多の52,600名となり、受験率も過去最高の17.86%に達しました。(首都圏模試センター)

◆ 全国の私立中学の学校数は、1980年の548校から、2019年は781校まで増加しています。(学校基本調査)

◆公立中高一貫校も、1998年には0校だったのが、現在は全国41都道府県に135校(2021年度)まで増え、今後もさらに学校が増える予定です。(学校基本調査)

 

少子化のはずなのに!?

中学受験への道のりは年々過酷になってきています。

 

中学受験は親子で乗り越える受験と言われますが、

多くの親御さんがつまずいてしまうポイントについてお伝えします。

(主に私立中学受験について書きますが、公立中高一貫受験においても似たような状況が発生しています)

 

①学習内容が難しすぎる・学習進度が早すぎる

私立中学受験の出題内容・難易度は、偏差値50〜60の私立中学であれば「高校受験レベル」

偏差値70超えの私立中学であれば「易しめの大学受験レベル」に匹敵するような難易度の内容が

出題されます。

 

しかもこの難易度は、年々上がっていく傾向にあります。

 

親御さんが中学受験経験者だとして、

その頃よりも格段に難しい問題に、

子どもたちは向き合っているのです。

 

このような入試問題の難化に対応すべく、

都市部の中学受験塾では、

ここ10年くらいでカリキュラムの前倒しが行われました。

 

これまで5年生で学習していた内容が

4年生に降りてきて、

6年生でやっていた内容を5年生で終わらせて

6年生は、応用問題の対策や過去問演習に時間を充てるような

スタイルに、多くの塾が変わりました。

 

それに伴い、10年、20年前は

「5年生から塾に行っても受験に間に合う」

という状況だったのが、

4年生(実質3年生の2月か3月)から塾に行かないと、

学習に抜けが出てしまう状況になってしまいました。

 

ところで、受験内容が難化しているのにたいして、

子どもたちの学力はどのくらい上がったのでしょう?

 

学習塾が「効果的な指導法」を開発し続けていることにより

確かに、上位層の学力は20年、30年前よりも上がっているようです。

 

一方で、平均的な学力の子どもたちの学力が

ここ数十年で急激に上昇したということはありません。

 

つまり、難化してしまった学習内容に対して、

半数以上の子どもたちが

”ついていくのがしんどい・大変だ”と

感じる状況になってしまっているのです。

 

②子どもに自覚がない

もう一つの親御さんの受難は、

お子さんに「受験するなら勉強しなければならない」という

自覚がないことです。

 

受験勉強を始める時期は低年齢化したものの、

ここ数十年で子どもたちの精神的発達が急に早くなるということは

ありませんでした。

 

特に今、一番苦しいと感じるのは小学4年生です。

 

本格的な受験勉強が始まっているのに、

まだまだたくさん遊びたい、

10歳の壁といって、

まだ主観的な世界で生きているので、

自分を客観的に見て行動することができない。

 

そんな状況なのに、塾の授業はどんどん進んでいってしまいます。

 

わからないところがそのままになっている

なんなら宿題も全部はこなせていない

 

それなのに、

努力しようという意欲が見られない!!!

 

そんな状況のお子さんに

イライラしてしまう親御さんはとても多いのです。

 

「そんな態度なら、受験やめたら!?」

そんなふうに言えば、

「辞めたくない!!」

の一点張り。

 

受験するなら勉強する、

勉強しないなら受験しない、

はっきりしてよ〜〜〜。

 

大人はそんなふうに思うのですが、

実は子どもたちにとっては、

「受験」と「勉強」は大人が思うほどに

つながっていないのです。

 

ある、プロの家庭教師の方が言っていました。

「受験はしたいけど、勉強したくない」が

子どもたちの本音ですよ、と。

 

子どもたちにとって「受験」は

「受験日に会場で試験を受ける」

程度にしかわかっていないかもしれません。

 

実際、受験シーズンに突入し、

最初に受けた中学の結果が出て初めて

「受験って、こういうことだったんだ」

「不合格って本当にあるんだ」と

感じる子もいるくらい。

 

受験に向けての意識が、

親御さんとお子さんであってくるのは、

早くて小学6年生の夏休みくらいかな、

というのが全体をみての私の印象です。

 

 

 

③”やらせなければ”という保護者と”手を抜きたい”子どもとの間で摩擦が生じやすい

①②で見ていただいたように、

難しく、かつ進度が速い中学受験の学習に対して、

まだまだ遊びたい子どもたちと、

勉強をやらせなければ、と思う親御さんの間は、

当然のようにバトルが生じやすくなります。

 

お子さんたちは親御さんの希望に沿いたい気持ちが強いですし、

親御さんから良く思われたい気持ちも強いので、

決して親御さんの前で

「受験やめたい」とは言いません。

 

でもやっぱり、

まだまだ育ち盛り、遊びたい盛りですし、

自己制御するための脳の機能も大人ほど発達していません。

 

そういった、「小学生特有」の心理や事情をわかっていないと、

無駄に罵声を浴びせてしまい、

お子さんの自尊心を踏み潰すことになってしまったり、

成長の芽を摘んでしまうことになりかねないのです。

 

◆ 中学受験 3つのつまずきポイント

【1】学習内容が難しすぎる・学習進度が早すぎる

【2】子どもに自覚がない

【3】”やらせなければ”という保護者と”手を抜きたい”子どもとの間で摩擦が生じやすい

 

多くの方が陥ってしまう

この3つのつまずきを回避するために、

”コーチング”が有効なのです。

 

次は、なぜコーチングが有効なのかをお伝えいたします。

 

2、なぜ中学受験にコーチングが有効なのか

 

中学受験にコーチングが有効な理由は、主に3つあります。

1、志望校に合わせた学習内容で最短ルートで合格を目指せる

実は、一口に中学受験といっても、学校によってその難易度や出題傾向はまちまちです。

学校の勉強が完璧にできて、過去問を解く練習をすれば合格する中学もあれば、

中学受験特有の内容の中でも、特にベーシックなものだけおさえておけば合格できる中学、

高校受験・大学受験レベルの読解力や知識がないと太刀打ちできない中学など、

難易度だけでもかなりの幅があります。

 

一方で、集団塾では、どの中学を目指す子でも同じテキストを使って進めることが多いです。

そのため、テキストの内容が、ある子にはとても簡単だったり、ある子には難しすぎる、

ある子には志望校にぴったりの内容だったり、ある子には足りない、もしくは多すぎる内容だったりするのです。

 

もしお子さんが、勉強が楽しくて仕方なくて、

志望校がどこにかかわらず、もっと勉強したい、難しい問題にチャレンジしたい気持ちになっているのであれば

止めることはありません。

 

しかし、勉強が難しい、しんどい、勉強が嫌いになってしまいそうだというのであれば、

ご本人が気持ちよく学習できるように、学習内容を絞ってあげた方が良い場合があります。

 

受験コーチは、

志望校や、ご本人の性格・学力などに合わせて、

やるべきことを取捨選択し、

 

お子さんが前向きに学習に取り組み続けられ、

かつ合格を目指せるプログラムを提案します。

 

2、お子さんが、受験の意味や勉強の必要性に目覚める

次に、中学受験では、お子さんの自覚を促していくことがとても大切です。

受験コーチは、

お子さんの性格に合わせた”響く声かけ”で

お子さんの「心から頑張りたい」気持ちを引き出します。

 

また、お子さんがどのような人生を歩みたいのかを一緒に考えるところから、

お子さんの人生に受験や勉強を位置づけることで、

勉強を自分ごととしていきます。

 

さらに、世の中の仕組みを伝えることで、

今勉強することの価値を高めていきます。

 

勉強の価値が高まったら、実践です。

 

確実に成果が出る、再現性のある学習メソッドで、

成功体験をしてもらいます。

 

強いやる意義と成功体験を手にいれた子どもたちは、

そこからますます成長をしていきます。

 

 

3、保護者に対してもコーチングをすることで、保護者自身が適切な声かけをできるようになる

受験コーチは、保護者にも寄り添います。

今、なぜお子さんの成績が伸び悩んでいるかの原因分析とそこへの対応をアドバイスしたり、

お子さんの特性や将来の夢、親御さんの希望をふまえて志望校を提案します。

 

エニアグラムというタイプ診断を用いて、

お子さんに響く声かけのアドバイスをします。

 

お子さんと親御さん、そしてコーチは、

一つの目標に向かって一緒に頑張るチームです。

 

親御さんとお子さんの間にコーチが入ることで、

親御さんの意向をうまくお子さんに伝えたり、

お子さんの本音を引き出したり、

時に親御さんが気づかなかったお子さんの良さや成長点を見つけて

一緒にそれを伸ばしていきます。

 

中学受験が終わった後も、一緒に頑張りたい!

そんなふうに思えるような、

親子の最大の理解者であり、

応援団長になっていきます。

 

、中学受験にコーチングを取り入れた方達の成果

 

実際に、中学受験に”受験コーチング”を取り入れた方達はこのような成果を手に入れています。

1、【塾から切替で合格】どこよりも成果を実感!

3年生から集団塾に入り、個別指導塾、家庭教師、母親向けセミナーなど一通りやりましたが、なかなか伸びず・・・。
受験コーチングが、どのサービスよりも一番伸びました!
結果、偏差値的にだいぶ上の、第一志望校に合格することができました。

 

2、【塾と併用で合格】一人一人の性格に合わせて対応してもらえます

抜け落ちているところがたくさんあって、何から手をつけて良いか分からない。
また、勉強のこととなると娘に拒否されるので、一緒に勉強を見ることができないのが悩みでした。
一人一人の性格などに合わせて対応してもらえ、以前より勉強に向かう姿勢が良くなっていると思います。
子どもに合わせた声がけと受験対策で、合格者平均点を大幅に上回り、第一志望校に合格できました。

 

3、【塾なしで合格】今までで一番良い成績を取りました

塾なしで中学受験をすることに決め、手探りで親子で学習を進めていました。
学習方針やモチベーションの保ち方について悩んでいました。
小手先だけではなく、根本的な解決ができると思います。
また、ここで体得したことは、勉強だけではなく将来に渡って使えることだと思います。もちろん、成績も上がり、学校に至っては、親がびっくりするぐらいの今までで1番よい成績を取りました!

他にもたくさんの成果報告が上がっています。

・自分にあった学習法を提案してもらい、第一志望校に合格しました

・子どもの個性に合わせた対応がすばらしいです

・勉強への向き合い方が変わりました

・塾通いしなくてはという固定観念がなくなりました

 

 

、受験コーチングの選び方

 

では、コーチングであれば、どのようなサービスでも良いのでしょうか?

実は、コーチングと一口にいっても、いろいろなタイプや流派があります。

中学受験で利用される方が多いのは、親子のコミュニケーションを改善するためのコーチングや学習コーチングです。

今回は、学習コーチング・受験コーチングを選び際に、留意すべきポイントをお伝えします。

 

1、実績や、再現性のあるメソッドがあるか

受験を乗り越えるために必要な学習方法に関するメソッドや、

受験テクニックなど、適切なメソッドがあり、

それをどのコーチも実行できることが大変重要です。

 

予習・復習の仕方

授業の受け方

テスト対策の仕方とテストの振り返り方法

間違えた問題のその後の処理の仕方

など、、、

 

こういったことを体系的に学べる機会があることが、

お子さんたちの成長を加速させます。

 

2、一人一人に合わせた柔軟な対応をしてもらえるか

お子さんの性格や学習歴にあった、実行できる学習方法をどれだけ提案してもらえるかを見極めましょう。

 

志望校も違えば、通塾している塾も違う、今の学力も違えば性格も違う、

そういった一人一人の特性や置かれた環境に合わせて、

柔軟に提案をしてもらえるかどうかを確認しましょう。

 

わが子にぴったりあったやり方を習慣化できれば、

お子さんの可能性は無限大に広がっていきます。

 

3、コーチの人となりはどうか

適切なコーチングを通して得られるものは、

単に成績向上・受験合格に限りません。

コーチングは、その子の人生そのものを好転させる力を持っています。

 

コーチングを受けたお子さんたちからは、このような感想が聞かれます。

・将来の見通しを立てられるようになった

・自分の意見をはっきりと言えるようになった

・計画を立ててPDCAを回すことができるようになった

・大人になった時にも使える知恵を手に入れることができた

 

こう入った成果を出すためには、

ある程度人生経験・社会人経験のある成熟した大人のコーチが適任です。

もちろん、コーチングの資格を持っていることは必須となります。

 

また、保護者が信頼して本音を話せるかどうかも大変重要なポイントです。

受験という難敵に立ち向かう戦友として、信頼できるかどうか、ご自身の目で判断をしてください。

万が一、相性が合わない場合に交代ができるかも確認しておきましょう。

 

 

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▼体験を受けてから入会を決められる おうち受験コーチングの説明会はこちら

小1ー3の保護者の方

 

小学4〜6年生の保護者の方

 

中学生の保護者さん

中学3年生〜高2年生の保護者の方

 

 

中学受験の沼にはまりきっていませんか?

こんにちは!

中学受験の勉強中に親子バトルが絶えない親子が、

手を取り合って目標にまっしぐらになるのをお手伝いする

学習習慣コーチのふじさくひろえです

 

藤咲コーチ

 

私には一人息子がいます。

結婚当初から子どもが欲しかったもののなかなか授からず、治療したりもしました。

そんな中、結婚5年、周りの友人たちよりはだいぶ遅れて子どもを授かりました。

やっとということもあり、何とかしっかり育てなければと肩に力が入っていたと思います。

生まれてすぐから始終泣いている元気があり、よく食べ、活発に動き回る子でした。子どもの体と心を強くするのに特化した保育園にも恵まれ、自由に、かなりたくましい幼少期をすごしました。

しかし、住んでいる地域がまだまだ管理教育のきつい地域であり、特に公立の中学は色々な制約があり、不登校の子を多数出しているというような話を聞くようになりました。

この地域に住み続け、公立中に通わせるということに色々な不安や疑問がわき、中学受験をさせるという方向に考えることにしました。

 

 

好奇心は旺盛でしたので、塾行ってみる?と言うと、行く!行く!という感じでした。

試しに講習会だけ行かせてみると、いい感じ!大丈夫!というので安心してはじめることができました。

しかし、子はもちろん、親も最新の中学受験の状況や、塾のシステムをよく分かっていなかったので、徐々に疲弊していきました。

毎回の何冊ものテキストを見て、これ全部やっていくの?

その宿題を終わらせた上で、この漢字を全部覚えていくの?

どんな風に時間を使ったらよいか、分かりません。

よそのお子さんはこんなにこなせているの?

これ、普通???

と、どんどんあせり、日々苦しくなっていきました。

早く起こして勉強させた時もあれば、食事中に私が問題を出し、食べながら答えさせるような形でテスト勉強などをしたこともありました。

削れる時間は全て削り、塾のことをこなさせる。

私の日常のサイクルがそこに向かい、全ての基準がそこになりました。

そんな生活を続けて1年以上経ったころから、まず自分自身が息が苦しいと思うことが増えました。

常に追われている感があり、自分の息抜きなどしている暇はないと思っていたので、緊張が続いていたのだと思います。

気づくと子どももだいぶ変わってしまいました。

口数が減り、楽しそうな顔を見なくなりました。

最初は思春期突入ね!などと軽く考えていましたが、どうやらそうでもなく、友達ともあまり話さなくなってしまったようでした。

無表情にやることをこなす毎日。

自分から何かするわけでもなく、与えられたものを何とかこなす。

これでは万が一行きたい学校に受かったとしても、楽しく通う様子は想像つかない。与えられないと勉強しないようでは、中学以降、急激に勉強できなくなるだろうと思うようになりました。

 

 

それでもどうしたらよいのか分かりませんでした。

仕方がないので、中学受験サポートの経験のある方のブログなどを読みながら、色々考えていきました。

その中で引っかかってきたのがコーチングでした。

コーチングを勉強し、上手く使いこなされた方の話を読む上で、このようにサポートしたいと思うようになりました。

コーチングでは本人の意思を一番大切にし、どうありたいか、どうなりたいかを本人が考えます。

もちろん情報提供はしますが、その情報も本人がやりたくない、必要ないと思ったら、やらなくていい。

そんな子どものサポートが出来たら本当にかっこいいと思いました。

しかし、私がコーチングいい!と思ったところで、無表情に与えられたことをやるだけになってしまった子どもにいきなり、どうなりたい??と聞いても答えられず、すぐに上手くいくはずはありません。

自分で何かを考えるという練習からでした。

算数と国語ならどっち先にやりたい?

みたいな選択させることから徐々にやっていきました。

それを続けていくことで、少しずつ自分で考えながら動くことができるようになっていきました。

自分で考える能力を身につけつつ、最終的に難関校と言われる学校に合格することができました。

 

 

自分が本当はどうしたいかを考える。

この訓練は重要で、受験勉強を上手くいかせるためのノウハウとかではなく、人と付き合うときにどうしたいか?

社会に出てどうしたいか?をあらゆる面で使う、一生必要とされる力をつける訓練になりうると思います。

また、私の子どもが進学した学校の入試問題には、一つの正解はない自由記述問題などが出ます。

自分がどうしたいのか、どう思うのかを考える能力を問う学校は増えていますし、社会でも必要とされるようになってきていると思います。

与えられたことだけをやる姿勢のまま受験までいっていたら、今、進学している学校には入れなかったかもしれません。

 

 

この経験から、受験に限らず、何かをなしとげるためには、本人の考えを尊重することが大切だと学びました。

自分は本当はどうしたいのかを考え、それを、本人も周りも尊重することが大切です。

それができなければ、。表面的には“受験合格”みたいな一見成功に見える状況になることはあるかもしれませんが、後々望んでいないことは長続きしないと思います。

よく考えたら、自分だってそうでした。

強制されたことは続かず、自分が選んだことでないとがんばれないです。

よく考えれば分かることを、中学受験と子どもに教えてもらい、コーチングに出会わせてもらってよかったと思っております。

 

 

今、コーチとして親子に向き合う時に私は「あなたは本当はどうしたい」を意識しています。

必ずこの質問はしますし、し続けていきたいと思います。

最初は自分の本心が意外と出てこない方もいますが、質問しつづけてご自身と向き合っていただけたらと思っています。

 

 

世間がどうとか、ご家族がどうとか関係なく、本心から本当はどうしたい?の質問をしながら、全力でサポートしていきたいと思っています。

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