このブログを読んでくださっているみなさんは、
勉強の価値を感じてくださっている方が
ほとんどだと思います。
しかし、色んな方とお会いして、
私が「受験のコンサルをしてます」という
話をすると、決まってある一定数の方が、
「世の中、勉強だけが全てじゃないしね」
という反応をされます。
そもそも私、
「勉強だけが全て」なんて一言も言ってませんが(笑)
「勉強だけが全てじゃない」って言う方の
【本心】って
正直私、分からないので、
この方に勉強の価値を伝えても、
どこまで伝わるかな?
と疑問に思って、
そこをスルーしてお話してしまうことが多いです。
そんなある日、ふと思い出したんです。
私この感覚、小・中学生の頃からずっと
味わってたなあ、って。
私が子ども時代を過ごした地域は、
どちらかというと、
「勉強はしなくていい」
という意見が強い地域だったので、
「ガリ勉」ってからかわれたくない!
仲間外れにされたくない!
っていう思いで、
点数の良いテストは、
必死で隠してたんですよね。
たまに、89点とかちょっと悪い点数を取ると、
「ここ間違えちゃったよー」
って話題に入ってみたりしましたが、
100点なんて取って、先生が
「一人100点がいました」なんて言った日には、
【私じゃない!!!】って
いうのを必死に装ったりとか。
友達が家に来ると
慌てて問題集を隠して、
「勉強なんてしてないよ〜」っていう
雰囲気を出すと言う、
徹底ぶりでした。
羨ましいわね、と
思うかもしれないですが、
当事者にとっては、
結構しんどかったんですよ。
仲の良い子にも素の自分が出せなくて、
二重の人格を演じてるような気がして、
先生に相談した時もあります。
だから、
高校に入ってからすごく楽になったのは、
「勉強してない」って
言わなくても良くなったから。
素の自分を出して、
全力で頑張ったとしても、
上には上がいました(笑)
みんな当たり前に勉強しているし、
「勉強ってやっても意味ないよね」
なんて言う子は一人もおらず。
学習指導要領の範囲をずっとずっと超えて、
すでに大学レベルの学問を
きわめ始めている子もいました。
だから、高校はすごーーく!
楽しかったです。
効率よく勉強して、
遊びも楽しんで、
超飛び抜けてる同級生に巡りあって・・・
一体、何が悪いんでしょう?
「勉強だけできて他ができない人もいるよね」
って言うけれど、
そう言う人って、
私がみてきた限り、
少数派ですよ?
あなたの方こそ、
「勉強はしなくて良いよ」
って、だまされてやしませんか?
生まれつきの才能でもない、
努力の量だけでもない、
心から望んで、
正しい努力をすれば
誰でも勉強はできるようになるし、
勉強ができるようになった時に
はじめて見えてくる、
豊かな世界がそこにはあります。
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