暗記が苦手な子に使える、マジカルナンバー7

皆さんのお子さんは、
もしくは皆さんご自身は、
暗記が得意でしたか?
私自身は、実は暗記があまり得意ではありませんでした。
日常生活では、どちらかというと
忘れっぽいし、
人の名前もあまり覚えられません。
でもそんな私も、
小中高校生のころは、
脳の仕組みを利用して
暗記をしていたので、
あまり無理なく、
暗記ができていました。
わが子に「暗記させなきゃ」と思うと、
ついつい
「何回も書きなさい」
って言いがちですよね。
今日は、暗記が苦手で困ってらっしゃる方に、
暗記が好きになる、
とっておきの方法をお伝えしたいと思います。
その名も、
「マジカルナンバー7(±2)」!
です。
皆さんは、
漢字や英単語など、
いくつずつ覚えていくと覚えやすいのか?って
考えたことありますか?
ある心理学者の人が実験したことによると、
人が瞬時に記憶できるのは、
7つ前後(5〜9つ)だそうです。
7つというと、
「赤ずきん・ぶどう酒・森・おおかみ・おばあさん・ベッド・石」
こんな感じです。
どうでしょう?
覚えやすいですか?
この7という数は、短期記憶(ワーキングメモリ)に
留めておける記憶の数だと言われています。
これをどう勉強に生かすかというと、
暗記をするときは、
「7つずつ覚えていく」
ようにするんです。
漢字だったら、
1日にやるのは7つ。
社会だったら、
7つの用語まで。
そんな風に覚えていくと、
覚えやすくなります。
ちなみに最近は、新説も出ていて、
4つ前後(3〜5つ)が覚えやすいんだよ!
とも言われています。
4つだと、
「赤ずきん・ぶどう酒・おおかみ・おばあさん」
こんな感じです。
まだ暗記が得意でないお子さんは
ここからはじめても良いかもしれませんね。
「小学生は4つが良くて、
中学生は7つが良いんだって」
なんて、お子さんに言ってもらって
構いません。
そして、お母さんたちに必ずやっていただきたいのが
【やる前の動機づけ】の部分です。
この暗記法を教える前に、
「偉い心理学者さんが発見した、
覚えやすい数ってのがあるらしいんだけど、
聞きたい?」
なんて子どもに前フリしておいて、
「聞きたい!」という言葉を引き出してから
「じゃあ教えてあげようかな」と、
このやり方を伝えてくださいね。
「7つだと覚えやすいんだ!」
という気持ちで取り組むことで、
より効果的に覚えられるようになっていきます。
うちの子、7はしんどいかも・・・って思ったら、
4とか5で伝えてもらっても良いです。
つい最近も、漢字の練習が苦手な
4年生の男の子にこのやり方を
お母さんから伝えてもらったところ、
そこから漢字の練習を喜んでやるようになった!
と嬉しい声が届きました。
ぜひ皆さんも、
試してみてくださいね。
おうち受験コーチングのサービスを確認しよう!
小学1〜3年生の保護者向け https://jukencoaching.com/e1-3/
小学4〜6年生の保護者向け https://jukencoaching.com/e4-6/
中学生の保護者向け
高校生の保護者向け