「うちの子、打たれ弱い?」を解決! 勉強のやる気と成績を飛躍させる「レジリエンスの力」を育む方法
おうち受験コーチング代表の鈴木詩織です。

子育て中の皆さんは、お子さんのことでこんな風に感じたことはありませんか?

テストで少し失敗しただけで、すっかり自信をなくしてしまう…



難しい問題にぶつかると、すぐに『もう無理』と諦めてしまう…
思春期を迎える小・中学生のお子さんは、心も体も大きく成長する分、つまずいた時に「立ち直る力」が足りないと、親御さんとしては心配になりますよね。
私たちおうち受験コーチングは、「自立した学習者」を育てるサポートをしていますが、その学習の土台を支える「心の力」こそが、レジリエンス(心の回復力・精神的回復力)だと確信しています。
今回は、このレジリエンスが、お子さんの学習意欲や成績にどれほど深く関わっているのか、そして、ご家庭で実践できる具体的なレジリエンスの育て方についてお話しします。
1.なぜ「レジリエンス」が成績アップの鍵なのか?
「困難や逆境からしなやかに立ち直る力」であるレジリエンスは、単なる根性論ではありません。お子さんの学習への「姿勢」そのものを変える力だからこそ、成績アップに直結します。
国の調査研究でも、レジリエンスが高い子どもたちは、私たちが理想とする「自ら学び、成長する学習者」の姿を、まさに体現していることが明らかになっています。
【レジリエンスが高い小・中学生の驚きの学習特徴】
| 特徴 | 小学6年生の具体的な行動 | 中学3年生の具体的な行動 | 
| やり抜く力・粘り強さ | 解答を文章で書く問題で、最後まで書こうと努力する割合が非常に高い。 | 数学の問題で、最後まで書こうと努力する割合が極めて高い。 | 
| 主体性・価値理解 | 「勉強は将来社会に出た時に役に立つ」といった、学習の有用性を強く認識している。 | 受け身ではなく、「授業は自分にあった教え方になっていた」と感じるなど、自分事として学習を捉えている。 | 
| 深い学びの姿勢 | 授業で課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいた。 | 数学の公式やきまりを習うとき、そのわけを理解するようにしているなど、表面的な暗記にとどまらない。 | 
| 目標達成への意欲 | – | 「自分でやると決めたことは、やり遂げるようにしている」といった非認知能力の高さを持っている。 | 
いかがでしょうか?レジリエンスを高めることは、失敗を恐れずに挑戦する意欲が湧き、粘り強さが身につき、学びが楽しくなるという、計り知れないメリットがあるのです。
2.レジリエンスを家庭で育む5つの具体的な方法
レジリエンスは、生まれ持ったものではなく、誰もが育むことができるスキルです。ご家庭で今日から実践できる、効果的な方法を5つご紹介します。
① 小さな成功体験で「自己効力感」を高める
「自分ならできる!」という自信(自己効力感)が、立ち直る力の源になります。
- 実践方法: お子さんが達成可能な小さな目標(例:今日の宿題を30分で終わらせる)を設定し、それをクリアしていくことで成功体験を積み重ねる。
- 声かけ: 「難しいと思っていたのに、やり遂げられたね!」「ちゃんと計画通りに進められたの、すごいよ!」と、結果だけでなく過程を振り返ることで、成長を実感させてあげましょう。
② 柔軟な「思考パターン」を身につける
ネガティブな出来事に直面しても、一つの視点に固執せず、多面的に捉える力を養います。
- 実践方法: ネガティブな出来事(例:テストの点数が悪かった)を、「学びや成長の機会」として捉える練習をする。
- 声かけ: 「今回点数が取れなかったのは、どんなところに原因があったかな?」「じゃあ、次に試せることは何だろう?」と、失敗を次の行動につなげるように問いかけてみましょう。一時的な危機を長期的な視点で捉える、現実的な楽観主義を持つことが大切です。
③ 「自己認識」を深めるサポート
自分の感情や強み、価値観を客観的に把握する力は、困難な状況で自分を支える土台になります。
- 実践方法: 日記やジャーナリング(記録)を通して、自分の感情や思考パターンを客観的に把握するよう促す。
- 声かけ: 「〇〇(お子さんの強み)を活かせば、この問題は解決できそうだね」「どうしてそう感じたの?」と、お子さんの内面に目を向けさせる手助けをしましょう。
④ 良好な「人間関係」を構築・活用する
信頼できる人とのつながりは、レジリエンスを高める上で欠かせません。
- 実践方法: 家族、友人、先生など、信頼できる人とのつながりを築き、サポートを得るネットワークを持つ。
- 声かけ: 「困った時には、いつでもママ(パパ)に話していいんだよ」と、支援を求めるスキルを持つことの大切さを伝えてあげてください。
⑤ 「感情・行動をコントロールする力」を養う
感情的にならず、冷静に対処する力を鍛えます。
- 実践方法: 腹式呼吸や瞑想などのストレス改善の呼吸法を、親御さんが一緒になって取り入れてみる。
- 声かけ: 感情的な状況でも、「まずは深呼吸しようか」と促し、問題から逃げずに具体的な対応策を実行に移す決断力を持つようサポートしましょう。
3.【特別企画】お子さんの「心の土台」を一緒に作るワークショップのご案内
とはいえ、「わかっていても、子どもにどう教えればいいか難しい…」と感じるお母さんも多いはずです。
そこで、お子さんがこの大切なレジリエンスを、楽しく、そして確実に手に入れるためのオンラインワークショップを開催します!


このワークショップでは、困難を乗り越える力を「見える化」する「レジリエンス・ツリー」を、お子さん自身の手で作成します。
実際に、子どもを対象としたレジリエンス向上のプログラムは、レジリエンススキルを向上させ、不登校傾向が低下するといった効果も示されています。
このワークショップは、お子さんが「困難に打ち勝つ心の装備」を身につけ、目の前の勉強から、将来の受験、そして人生の様々な壁を乗り越えていくための、一生モノの力を養うための、重要な「投資」だと考えてください。
オンラインワークショップ詳細
- テーマ:困難を乗り越える力を手に入れよう
- 対象:小学5年生〜中学3年生
- 講師:鈴木詩織
- 定員:たったの6名様限定です。
- 参加費:1,000円
- 持ち物:事前にデータでお送りする印刷物(A4 2枚)、筆記用具、のり、色鉛筆・クレヨンなど
▼「心の成長」こそが「学力の伸び」に繋がります。今すぐお申し込みください!
私自身、子どもの頃は少しの失敗でもクヨクヨ悩んでしまうタイプでした。でも、自分で自分の強みに気づく経験を通して、立ち直る力を身につけていったんです。
お子さんの「困った」「できない」は、成長のための大切な種です。私たちコーチングの専門家と一緒に、その種を育て、お子さんの自立した未来を築きましょう!








