高額な中3夏期講習は本当に必要?「意味ないかも」と感じたら読んでほしい話

中学3年生の夏。
塾から提案される夏期講習に「本当に意味があるのか?」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。

みんな行くし、行かないと不安



少しでも成績を上げたいから、念のため受けておこう
そんなお気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
その夏期講習、
お子さんに本当に必要でしょうか?
夏期講習にかかる費用は?
中学3年生の夏期講習費用は、
集団塾 | 8万〜15万円 |
個別指導塾 | 10万〜20万円 |
が相場です。
教科数や日数によっては20万円を超えることもあり、家計にとっては決して小さな負担ではありません。
だからこそ、「効果が出ない」「意味がなかった」と感じてしまうと、そのダメージは金額以上に大きくなります。
夏期講習が「意味ない」と感じるのはどんな時?
実際にこんな声をよく聞きます。



授業スピードが速すぎて、内容が理解できなかった



家で復習しないまま受講して終わりになった



周囲に合わせて申し込んだけど、本人に目的意識がなかった



講習に疲れ切ってしまい、逆に学習意欲が下がった
こうしたケースでは、せっかくの夏期講習も「意味がない」と感じられてしまいます。
意味がある子・ない子の違いとは?
では、どんな子にとって夏期講習は「意味がある」のでしょうか?
意味がある子の特徴
- 自分の目的(受験対策・苦手克服など)が明確
- 授業を受けるだけでなく、自宅で復習・予習ができる
- 分からないことを質問し、積極的に活用できる
- 家庭のサポートがある
意味がない子の特徴
- 「みんな行くから」など目的が曖昧
- 授業についていけず内容を消化できない
- 家ではほとんど勉強しない
- 受けっぱなしで満足してしまう
行く?行かない?判断するためのチェックリスト
夏期講習に申し込む前に、以下の項目をチェックしてみてください。
- 夏期講習に行く目的が明確か?
- 受講内容は本人の学力や目標に合っているか?
- 家庭でのサポート体制はあるか?
- 家でも学習する習慣があるか?
- 費用の負担は無理がないか?
- 通塾で体調や生活リズムを崩さないか?
いくつも当てはまらない場合は、家庭学習や他のサポートを検討してみるのも一つの選択です。
行くと決めた場合のサポート方法
- 毎日のスケジュールを一緒に確認する
- 受けた内容をその日のうちに軽く復習させる
- 疲れすぎないように休養や食事にも配慮する
行かないと決めた場合のサポート方法
- 家庭で学習計画を立て、進捗を見守る
- オンライン教材や市販教材を併用する
- 必要に応じて家庭教師や自習室などの環境を活用する
最後に:安心より「意味のある選択」を
周囲の雰囲気や塾の提案に流されて、夏期講習を「なんとなく申し込む」ことは本当にお子さんのためになるでしょうか?
大切なのは、不安だから行くのではなく、「今必要だから行く」かどうかです。
夏の時間は貴重です。
ぜひ、お子さんにとって本当に意味のある選択をしてあげてください。
私たちおうち受験コーチングでも、夏の学び方やご家庭でのサポートの仕方について個別にご相談をお受けしています。
- 家庭学習のやり方指導や習慣づけから
- 受験に向けた効率の良い対策
- 内申点アップ対策まで
幅広く対応しています。
必要な方はぜひお問い合わせください。
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