こんにちは。
おうち受験コーチングの井上コーチです。
本日は、井上が担当させていただきます。
算数・数学専門の個別指導塾で
小学1年生から高校3年生までの生徒さんと
毎日、算数・数学を学習している中で
ご家庭ですぐに実践できることや
参考になる事を
お伝えいたします。
中高生の皆さんは2学期末テストが
終わったころだと思います。
先日、数学が苦手だという
中学3年生の方と話をした時の事です。
図形が特に苦手とのことでしたので
一緒に分からなかった問題を考えました。
与えられている角度から
ある三角形が直角二等辺三角形だと
気づけば辺の長さが分かり、
求められている面積にたどりつける問題でした。
ポイントとなる三角形に
着目出来なかったので
「角度を考えてみよう!」と
声をかけました。
すぐに三角形の角度は
45°、45°、90°
まで求められたのですが、
ただ角度を求めただけで
そこで思考が止まってしまいました。
直角三角形だと気づければ
一気に解答が得られるのですが…
そこで
「直角三角形って、どんな三角形?」と尋ねると、
定義をスラスラと言えてました。
直角三角形の定義を言えても、
目の前の三角形が
直角三角形だとは分からない!
これは一体どういう事なのでしょうか?
定義を呪文のように丸暗記しているだけで、
それがどういう事なのかが
理解できていないのです。
理解できないのはただ覚えたからです。
覚えなければ良いのです。
覚えたことと理解が結びつかない
典型的な例ですが
数学は勉強しているのに
問題は解けないし
全く面白くない
というのが伝わってきて
大変残念に思いました。
少し長くなりましたので、次回の私の記事にて
続きの「覚えない算数・数学について」
お話ししますね。
本日は最後までお読みくださり、ありがとうございました。