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こんにちは!

 

おうち受験コーチングの鈴木です。

 

おうち受験コーチング 鈴木詩織

 

本日もお読みくださり、ありがとうございます!

 

 

さて、

先日の個別セッションで、あるお母さんに、

「自立した学習者にお子さんを育てたいのであれば、

塾に行くのをできるだけ後らせた方が良いですよ」

とお話ししました。

 

そうしたら、そのお母さんからこんなことを言われました。

「中学に入ったら塾いくのが当たり前だと思っていたので、

目から鱗です!勉強になりました!」

 

特に都市部では、

受験となれば、3年間塾にいくのが当たり前、

塾に行っていないと「大丈夫!?」って

周りから心配されてしまう、

そんな状況になりつつあります。

 

小学生の通塾率の全国平均は45.8%で、

一番通塾率が高いのは東京都の57.9%、

中学生の通塾率の全国平均は61.4%で、

一位の神奈川県はなんと、74.3%だそうで、

これだけの子が塾に行っていたら、

「うちの子だけ行ってないのでは!?」って

心配にもなりますよね。

 

でも、慌てて塾に入れるのは

考えた方が良いだろうと思います。

 

もちろん、塾に行くのが全員にとって悪い

というわけではありません。

 

自分なりの学習習慣が身についていて、

学校の勉強だけでは物足りない、

もっとライバルたちと切磋琢磨したい、

だから

”塾に行かせてほしい!!”

 

そんな風に言い出すお子さんは、

まず大丈夫、塾に行って成績を伸ばすことができます。

 

塾側も、そういった子達を受け入れて

伸ばす仕組みを十分に持っています。

 

だから、ごく一部のそのようなお子さんたちが

塾で成績を上げ、塾の実績となっています。

 

しかし、多くのお子さんが、

そのような姿勢が身に付いていないまま

塾にきてしまいます。

 

そうなると、どうなるか??

 

塾の授業についていけない、

宿題をやるので精一杯、

成績がなかなか上がらない、

勉強って難しいという気持ちが強くなる、

そして第一志望校に受からない、

受かったとしても、勉強から逃げていく。

 

そんなお子さんが出来上がってしまいます。

 

勉強は得意だった、

自信があった、

それなのに、

塾に入ったら勉強が嫌いになっていく。

 

そういうお子さんを、

たくさん見てきました。

 

しょうがないよね、

それでも家でやらないんだから

塾に行かせた方が良いでしょ?

 

そんな風に考えているお母さんは、

要注意です。

 

というのも、

そのような状態で通塾することが、

【受け身】

【非効率】

【無気力】

姿勢を作っていってしまうからです。

 

 

今、日本の大企業は、

このような

受け身、非効率、無気力な大人の扱いに、

大変困っているそうです。

 

企業向けの研修をしている方が言っていたのですが、

今一番売れている研修は

「キャリアプラン」を作る研修だそうで。

 

自分のキャリアを見直してもらい、

会社のお荷物になっている社員に

自主的に早期退職して欲しいのだとか。

 

めっちゃ怖い話ですよね。

 

では、みなさんのお子さんがどうしたら

そのようにならないのか?

というと・・・

 

自主的に、効率良く、前向きに

物事に取り組む姿勢を育てること、

これに尽きます。

 

ここが育てば、

偏差値が5や10高い学校に入るよりも、

もっともっと、

お子さんの将来の収入や幸福感、

生活の安定といったことにつながるのです。

 

 

ある小学生のお母さんは、

中学受験のために塾に入ったものの、

成績も上がらず

親子関係も悪化していきました。

 

このままだと子どもの人格が崩壊してしまう!

そう思われて、

受験コーチングを学びました。

 

わが子のタイプを診断して

子どもに合った声がけをされたところ、

自分から勉強するようになり、

最下位クラスから最上位クラスに

クラスアップした、とか。

 

ある小学6年生のお母さんは、

5年生の時はお子さんと喧嘩しながら

勉強させていたけれど、

 

”受験は通過点だ”と心から思えるようになったら、

受験勉強に向き合うわが子の

小さな成長を喜べるようになり、

結果として親子で前向きに学習に取り組むことができたので、

ここ半年でかなり偏差値を上げることができています。

 

また、ある中学生の子は、

自宅で勉強するのは誘惑があって難しいというので、

地域の施設などを使って

集中して学習できる環境を自分から整え、

夏休みに大幅に偏差値を上げました。

 

「成績が上がる」というのは

あくまで結果であって、

氷山の一角にしかすぎません。

 

そこに至るまでの間に、

たくさんの努力や成長が

隠されているのです。

 

 

 

本日も最後までお読みくださり、

ありがとうございました。