こんにちは。 おうち受験コーチングの鈴木詩織です。
少し前に、こんなことがありました。
小1の息子に、”できるようになってほしいな”と
思っていることがあって、
寝る前にふと、息子の頭をなでながら
「明日は●●できるといいね」と
声をかけたんです。
私は、息子が
「そうだね」とか
「うん」とか
返事してくれることを期待していました。
でも、、、、
息子から返ってきた言葉は
全く私が想定していなかった言葉だったんです。
なんだと思いますか?
「嘘でも良いから、
もう”できてる”って言って、お願い!」
だったんです。
私は想定外の反応に面食らったのと、
「嘘はつきたくない!!」という思いが
強くて、
つい、
「いや、嘘はつけないし、、、」と言って
息子の期待する言葉をかけてあげられませんでした。
そこから1日、
「なんて言ってあげたら良かったのかな」
「息子はあの時、どんな気持ちであんな言葉を言ったんだろう」
とモヤモヤ考えていました。
こういう時私は、
”もしそのやりとりが、
彼との最後のやりとりだったとしたら、
後悔しないだろうか?”
と考えます。
というのも、
私にとって大切なのは、
子どもたちが
一瞬一瞬を輝かせながら、
悔いのない人生を送ることだからです。
私にとっては、
それが正しいか、正しくないかということは
本音のところでは二の次です。
これは私の性格、価値観によるものです。
そして、その基準に照らし合わせて考えた時に、
嘘でも良いから”できてる”って
言ってあげれば良かった、
って思いました。
もし同じような状況があったら、
もっと子どもの心に寄り添ってあげたいなと
思います。
もし”次”があれば、ですが。
”今日がダメでも次こそ’という
”次”は、本当に来るのでしょうか。
子どもはどんどん大きくなっていくから、
今できる関係が、来年も同じようにできるとは
限りません。
成長していく子どもに、
その時その時で適切な関わりをしていく。
これって、とっても難しいです。
子育てって、鍛えられますね(笑)
親になって良かったと思うのは、
そういった、自分が成長する機会を
いただけたことです。
子育てが終わったら、
子どもはどんな大人になっているのか?
私はどこまでこれているのか?
楽しみだったりします。
今、おうち受験コーチングには、
子どもたちの才能を引き出すのが上手な
素晴らしいコーチがたくさんいます。
大人とまともに会話ができなかった子が、
臆せずに自分の意見を言えるようになったり
成績が下降していくにつれて自信をなくしていた子が、
どんどん明るい表情になり、未来を語れるようになったり
塾もボイコットして勉強から逃げていた子が
志望校に向けて一生懸命勉強するようになったり
受験はしたいのに何から始めて良いか分からなかった子が、
水を得た魚のように生き生きと勉強するようになったり
このような変化がお子さんにもたらす恵みは、
計り知れないだろうと思います。
保護者の方と、コーチと、
そしてお子さん自身と、
3人4脚なら、
どこまででも遠くへ行けそうです。
そういえば、アフリカにはこんなことわざが
あるそうです。
”早く行きたければ、一人で行け”
”遠くへ行きたければ、みんなで行け”
本当にそうだな、って思います。
お母さん一人では到達できないところ、
お子さん一人では到達できないところまで、
コーチと一緒にだったら、
いけるかもしれません^^
あなたは、
どこまで行ってみたいと思いますか?
本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。