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今日は、子どものやる気を引き出す
お母さんの声がけについて、
考えてみたいと思います。
皆様は、
「やる気を引き出す声がけ」と聞くと、
どんなことを想像しますか?
ほらやってごらん、と声をかける?
楽しいよ、と誘う?
褒めてみる?
考えてみてくださいね。
でも今日は、その前に、
「やる気を萎えさせる」声がけから
考えてみようかと思います。
皆さんは、お母さんだと思いますから、
多かれ少なかれ毎日家事をされていると
思います。
もう大人ですから、
誰かに言われたわけでもなく、
家事をやるわけですが、
例えば家族から
「朝ごはん作ったの!?」
「早く掃除して!」
「1時間以内に洗濯してよね!」
なーんて言われたら、
どう思いますか?
嫌な気持ちになりますよね^^;
「今やろうと思ってたのに!」
とか、
「あんたに言われたくない!」
とか、
「だったら自分でやりな」
とかね(笑)
そう、人って、命令されると、
それだけでやる気が萎えるんです。
話が変わりますが、私、
実は、子どもの頃あまり新聞を読みませんでした。
今でも、ネットで情報が得られればいいや、
くらいの、呑気な感じで、
新聞を読むのはあまり好きではありません。
でもね、
学校の先生も、親も、みんなして
「新聞は読んだ方がいいよ」
「新聞読みなさい」って言うので、
子どもの頃は、
何度も何度もチャレンジしたんです。
でも、全然うまくいきませんでした。
結局これも、
命令されてやったことだから、
うまくいかなかったんですね。
もし、こんな風に、命令とか推奨みたいな形ではなくて、
身近な大人が楽しそうに新聞を読んでいて、
新聞を読んだことによって家族の会話が広がって、
世の中に対する理解が深まったりしていたら、
もっと新聞も読んでいたと思います。
でも、私の周りには、楽しそうに新聞を読む人も、
新聞を読んで会話を楽しむ人もいませんでした。
だから、私にとって新聞は
「読んだ方がいいけど、苦行である」という
印象しか残っておらず、
読む習慣も身につきませんでした。
だから、もし皆様が、
お子さんに本当に身につけさせたい
大切なことがあって、
どうしても、それを習慣化させたいと
お考えなら、
決して命令しないであげてください。
じゃあどうしたら良いのでしょうか?
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