by ouchijuken | 4月 26, 2023 | エニアグラム
1)独自の視点ややり方で学ぶことを許容しましょう
2)リラックスできる環境で、適度な休憩をとりながら進めましょう
3)ポジティブな声がけをしましょう
タイプ4のお子さんの特徴や、声がけはどのようにしたら良いのでしょうか?
要らぬことを言って傷つけてしまったり、伸ばせる才能を埋もれさせてしまわないために、タイプ4のお子さんのことを学びましょう。
はじめに 子どもの成長と学習には、個々の特性を理解し、適切なサポートを提供することが重要です。今回は、小中学生の子どもがいる母親の皆さんに向けて、タイプ4の子どもについてお伝えします。タイプ4の子どもの特徴や学習上の課題、そして自己肯定感とやる気を促す声がけについてご紹介します。ぜひ、ご家庭での子育てや学習支援に役立ててください。
【1】 タイプ4の子どもの10の特徴
タイプ4の子どもは感受性が豊かで、芸術や美的なものに興味を持ちます。彼らは創造力に富み、内面の豊かさや独自の視点を持っています。また、自己表現や他者とのつながりを大切にします。
1、子どもがエニアグラムタイプ4の場合、感受性が豊かで、豊かな感情を持っています。彼らは深く思慮深く、内面の世界に鋭敏な感受性を持っています。
2、子どもは自分自身や他人の感情に敏感であり、芸術や創造的な表現に興味を持ちます。彼らは音楽、絵画、文学などの芸術に魅了されることがあります。
3、子どもは内向的な傾向があり、一人の時間を大切にします。彼らは自分の考えや感情を整理するために孤独な時間を求めることがあります。
4、子どもは自分自身や他人とのつながりを重視します。彼らは深いつながりや共感的な関係を築くことに喜びを感じます。
5、子どもは自分自身に対して厳しい傾向があります。彼らは自分自身に高い基準を課し、完璧を求めることがあります。
6、子どもは自己表現に独自のスタイルを持っています。彼らは自分の個性や独自性を大切にし、他人とは異なる存在であることを誇りに思います。
7、子どもは感情的な変化が激しいことがあります。彼らは喜怒哀楽が豊かで、一瞬で感情が変わることがあります。
8、子どもは自己啓発や成長に関心を持ちます。彼らは内なる成長や自己探求に努力を惜しまず、自己成長のために積極的に取り組むことがあります。
9、子どもは独自の美的感覚を持っています。彼らは美しいものや独特なものに惹かれることがあり、美的な視点を持って世界を見ます。
10、子どもは自分の感情やアイデンティティについて深く考えることがあります。彼らは自己理解を追求し、自分自身をより深く知ることに関心を持ちます。
これらの特徴は、エニアグラムタイプ4の子どもの一般的な特徴ですが、個々の子どもには異なる特徴があることを念頭に置いてください。
【2】 タイプ4の子どもの学習における7つの特徴
タイプ4の子どもは、直感的な理解や感性に基づいた学びを好みます。彼らは自分の興味や関心に基づいて学習を進めることで、深い洞察や創造的なアイデアを生み出します。また、美術や音楽などの芸術的な活動によって学びを豊かにします。
タイプ4の子どもは、学習において以下のような特徴を持っています。
1、子どもは創造性と表現力に優れています。彼らは自分の考えや感情を豊かに表現し、創造的な方法で学びに取り組むことがあります。
2、子どもは自己理解に重点を置きます。彼らは自分自身や自分の学習スタイル、興味や関心について深く理解しようとします。
3、子どもは感受性が高く、情緒的な面を大切にします。彼らは学習において感じたり考えたりすることに意識を向け、豊かな情緒体験を通じて学びます。
4、子どもは分析力と洞察力があります。彼らは情報を分析し、深い洞察を得ることに興味を持ちます。問題解決や理論構築に向けて努力します。
5、子どもは自己成長に意識を向けます。彼らは自分の能力や知識を向上させることに喜びを感じ、常に学びの機会を求めます。
6、子どもは細部に注意を払います。彼らは情報や学習内容の細かな部分にも注意を払い、正確性や詳細さを追求します。
7、子どもは自己評価に敏感です。彼らは自分自身の成果や努力を客観的に評価し、自己成果感を得ることで学習のモチベーションを高めます。
以上が、エニアグラムタイプ4の子どもの学習の特徴です。
【3】 タイプ4の子どもの学習上の課題とその対策 7選
タイプ4の子どもが学習上で直面する課題は、自己批判や過度の自己意識によるブロックです。彼らは完璧さを求める傾向があり、自分の創造性や表現力に自信を持ちにくいことがあります。
対策としては、彼らの個性や感性を尊重し、肯定的なフィードバックや励ましを与えましょう。彼らが自己表現や創造活動に取り組む機会を提供し、失敗や試行錯誤を受け入れる環境を整えることも重要です。
タイプ4の子どもが学習において直面する課題と、それに対する対策について詳しくご紹介します。
課題1:
パーフェクショニズムへのこだわり:子どもは完璧を求める傾向があり、自分の成績やパフォーマンスに厳しい要求を抱くことがあります。
対応策:
– 子どもに対して、失敗やミスを受け入れることの大切さを教えてください。完璧を求めることは難しいことであり、失敗から学ぶことも重要です。
– 子どもを励まし、進歩や努力を称賛してください。彼らが自分の成果に満足感を持てるような環境を作りましょう。
課題2:感情の浮き沈み:子どもは感受性が高く、学習中に様々な感情を経験することがあります。モチベーションの変動や集中力の低下につながる場合があります。
対応策:
– 子どもの感情に寄り添い、理解と共感を示してください。彼らが感じている感情を受け止め、話を聴いてあげましょう。
– 学習中にはリラックスできる環境を提供し、休憩やリフレッシュの時間を設けることも大切です。
課題3:自己評価の厳しさ:子どもは自分自身に対して厳しい評価をする傾向があり、自信を持ちにくいことがあります。
対応策:
– 子どもに成功体験を積む機会を与え、自信をつけさせてください。彼らが自分の能力を実感することが重要です。
– 誤解や間違いを恐れずに質問することを促し、学びのプロセスを楽しむことを教えてください。
以上が、エニアグラムタイプ4の子どもが学習する上での課題と対応策です。彼らが完璧主義に囚われず、感情の浮き沈みに対処し、自己評価に自信を持てるようなサポートが必要です。
【4】 タイプ4の子どもの自己肯定感を上げる声がけ 5選
タイプ4の子どもの自己肯定感を高めるためには、彼らの創造性や感性を称賛し、個々の才能や努力を認めることが重要です。彼らの独自の視点や表現力に対して興味を示し、彼らが自分らしさを大切にすることをサポートしましょう。
タイプ4の子どもの自己肯定感を高めるための、保護者が行うことのできる声がけについて詳しくご紹介します。
1、「君の感性や創造力は素晴らしいよ」 子どもが持つ独自の感性や創造力を認め、称賛することで、彼らの自己肯定感を高めることができます。彼らが自分の独自性を受け入れ、誇りを持てるようにサポートしてあげましょう。
2、「君の感情や気持ちは大切なんだよ」 エニアグラムタイプ4の子どもは感情豊かな傾向があります。彼らの感情や気持ちを尊重し、受け止めることで、自己肯定感を高めることができます。彼らが自分自身を受け入れられるようにサポートしてください。
3、「君は他の人とは違う個性を持っているんだよ」 子どもには自分自身が他の人とは違う個性を持っていることを伝えましょう。彼らの独自の特徴や才能を認め、尊重することで、自己肯定感を高めることができます。
4、「君は自分自身を表現することが大切なんだよ」 エニアグラムタイプ4の子どもは、自己表現が重要です。彼らが自分の感情や思考を表現し、表現する機会を与えてあげましょう。自分を表現することで、彼らの自己肯定感が向上します。
5、「君の存在は私たちにとって特別なんだよ」 子どもに自分の存在の価値を感じさせることが重要です。彼らが家族や周囲の人々にとって特別であり、大切な存在であることを伝えてください。彼らが自分を大切に思えるような環境を作りましょう。
これらの声がけを通じて、エニアグラムタイプ4の子どもの自己肯定感を育むことができます。彼らの感性や独自性を認め、自己表現をサポートし、自分自身を大切に思えるような環境を提供してあげましょう。
【5】 タイプ4の子どものやる気を上げる声がけ 5選
タイプ4の子どもは、自分の興味や情熱に基づいた学習にやる気を示します。
タイプ4の子どものやる気を高めるための、保護者が行うことのできる声がけについて詳しくご紹介します。
1、「君の創造力や感受性は素晴らしいよ」
子どもが持つ創造力や感受性を認め、称賛することで、彼らのやる気を高めることができます。彼らが自分の独自性や表現力に自信を持てるようにサポートしてあげましょう。
2、「君のアイデアや考えはとても特別だよ」
エニアグラムタイプ4の子どもは独自のアイデアや考えを大切にします。彼らのアイデアや考えを尊重し、重要視することで、やる気を高めることができます。彼らが自分のアイデアや考えを自信を持って表現できるようにサポートしてください。
3、「君の感性や表現力を活かす機会を提供するよ」
子どもに自分の感性や表現力を活かす機会を与えてください。彼らが自分自身を表現できる場や活動を提供することで、やる気を高めることができます。彼らが自分の感性と表現力を信じられるような環境を作りましょう。
4、「君の努力が素晴らしい成果を生むよ」
子どもに自分の努力と成果の関係性を理解させてください。彼らが目標に向かって取り組むことで、素晴らしい成果が生まれることを伝えてやる気を高めましょう。彼らが自分の努力の重要性と成果への結びつきを理解できるようにサポートしてください。
5、「君の個性と独自性は大切な存在だよ」
エニアグラムタイプ4の子どもは自分の個性と独自性を大切にします。彼らの個性や独自性を認め、肯定的に評価することで、やる気を高めることができます。彼らが自分の個性と独自性を誇りに思えるような環境を提供してください。
これらの声がけを通じて、エニアグラムタ
イプ4の子どものやる気を育むことができます。彼らの創造力や感受性を称賛し、自己の独自性や表現力を大切に思えるようにサポートしてください。
【6】 タイプ4の子どもが言われたりされたりすると嫌なこと 5つ
タイプ4の子どもは、他人からの否定的な言葉や批判に敏感です。
タイプ4の子どもが他人から言われたり、他人からされたりすると嫌なことをご説明します。
1、子どもが嫌なことの一つとして、他人から無視されることがあります。例えば、友達からの注意や関心が薄いことや、自分の話や意見が聞かれないことです。子どもは自分を受け入れてほしいので、他人に無視されることは孤独感や寂しさを感じさせることがあります。
2、また、子どもが嫌なことの一つとして、他人から理解されないことがあります。例えば、自分の感じ方や考え方が他人に理解されず、孤立感を感じることです。子どもは自分の内面を大切にしてほしいので、他人に理解されないことは自己肯定感を揺さぶることがあります。
3、さらに、子どもが嫌なことの一つとして、他人から非難されることがあります。例えば、自分の行動や選択が他人から批判されたり、嫌われたりすることです。子どもは自分を受け入れてほしいので、他人からの非難や嫌われることは傷つきやすくなることがあります。
4、子どもが嫌なことの一つとして、他人から違和感を抱かれることがあります。例えば、自分の個性や興味が他人とは異なることに対して、他人から異様な目で見られることです。子どもは自分を受け入れてほしいので、他人に違和感を抱かれることは自己受容感を揺さぶることがあります。
5、最後に、子どもが嫌なことの一つとして、他人から無理な期待や要求を押し付けられることがあります。例えば、他人の期待に応えようとするプレッシャーや、自分のしたくないことを無理に頼まれることです。子どもは自分の意思や選択を尊重してほしいので、無理な要求やプレッシャーはストレスや不快感を感じさせることがあります。
これらの嫌な経験が子どもに起こった場合、保護者としては子どもの感情を理解し、彼らに寄り添い、話を聴くことが大切です。子どもに自己肯定感を持たせるためには、彼らの感情や経験を受け止め、サポートすることが重要です。
【7】まとめ
タイプ4の子どもは感性豊かで創造性がありますが、自己肯定感ややる気を引き出すことに課題を抱えることがあります。保護者としては、彼らの感性や独自性を認め、肯定的なフィードバックや支援を提供することが重要です。また、彼らが自己表現や興味に基づいた学習を通じて成長することを促し、自己肯定感を高めるサポートをしてあげましょう。彼らの個性を尊重し、安心して成長できる環境を提供することが大切です。
by ouchijuken | 5月 24, 2023 | コーチのブログ
こんにちは!
中学受験の勉強中に親子バトルが絶えない親子が、
手を取り合って目標にまっしぐらになるのをお手伝いする
学習習慣コーチのふじさくひろえです
私には一人息子がいます。
結婚当初から子どもが欲しかったもののなかなか授からず、治療したりもしました。
そんな中、結婚5年、周りの友人たちよりはだいぶ遅れて子どもを授かりました。
やっとということもあり、何とかしっかり育てなければと肩に力が入っていたと思います。
生まれてすぐから始終泣いている元気があり、よく食べ、活発に動き回る子でした。子どもの体と心を強くするのに特化した保育園にも恵まれ、自由に、かなりたくましい幼少期をすごしました。
しかし、住んでいる地域がまだまだ管理教育のきつい地域であり、特に公立の中学は色々な制約があり、不登校の子を多数出しているというような話を聞くようになりました。
この地域に住み続け、公立中に通わせるということに色々な不安や疑問がわき、中学受験をさせるという方向に考えることにしました。
好奇心は旺盛でしたので、塾行ってみる?と言うと、行く!行く!という感じでした。
試しに講習会だけ行かせてみると、いい感じ!大丈夫!というので安心してはじめることができました。
しかし、子はもちろん、親も最新の中学受験の状況や、塾のシステムをよく分かっていなかったので、徐々に疲弊していきました。
毎回の何冊ものテキストを見て、これ全部やっていくの?
その宿題を終わらせた上で、この漢字を全部覚えていくの?
どんな風に時間を使ったらよいか、分かりません。
よそのお子さんはこんなにこなせているの?
これ、普通???
と、どんどんあせり、日々苦しくなっていきました。
早く起こして勉強させた時もあれば、食事中に私が問題を出し、食べながら答えさせるような形でテスト勉強などをしたこともありました。
削れる時間は全て削り、塾のことをこなさせる。
私の日常のサイクルがそこに向かい、全ての基準がそこになりました。
そんな生活を続けて1年以上経ったころから、まず自分自身が息が苦しいと思うことが増えました。
常に追われている感があり、自分の息抜きなどしている暇はないと思っていたので、緊張が続いていたのだと思います。
気づくと子どももだいぶ変わってしまいました。
口数が減り、楽しそうな顔を見なくなりました。
最初は思春期突入ね!などと軽く考えていましたが、どうやらそうでもなく、友達ともあまり話さなくなってしまったようでした。
無表情にやることをこなす毎日。
自分から何かするわけでもなく、与えられたものを何とかこなす。
これでは万が一行きたい学校に受かったとしても、楽しく通う様子は想像つかない。与えられないと勉強しないようでは、中学以降、急激に勉強できなくなるだろうと思うようになりました。
それでもどうしたらよいのか分かりませんでした。
仕方がないので、中学受験サポートの経験のある方のブログなどを読みながら、色々考えていきました。
その中で引っかかってきたのがコーチングでした。
コーチングを勉強し、上手く使いこなされた方の話を読む上で、このようにサポートしたいと思うようになりました。
コーチングでは本人の意思を一番大切にし、どうありたいか、どうなりたいかを本人が考えます。
もちろん情報提供はしますが、その情報も本人がやりたくない、必要ないと思ったら、やらなくていい。
そんな子どものサポートが出来たら本当にかっこいいと思いました。
しかし、私がコーチングいい!と思ったところで、無表情に与えられたことをやるだけになってしまった子どもにいきなり、どうなりたい??と聞いても答えられず、すぐに上手くいくはずはありません。
自分で何かを考えるという練習からでした。
算数と国語ならどっち先にやりたい?
みたいな選択させることから徐々にやっていきました。
それを続けていくことで、少しずつ自分で考えながら動くことができるようになっていきました。
自分で考える能力を身につけつつ、最終的に難関校と言われる学校に合格することができました。
自分が本当はどうしたいかを考える。
この訓練は重要で、受験勉強を上手くいかせるためのノウハウとかではなく、人と付き合うときにどうしたいか?
社会に出てどうしたいか?をあらゆる面で使う、一生必要とされる力をつける訓練になりうると思います。
また、私の子どもが進学した学校の入試問題には、一つの正解はない自由記述問題などが出ます。
自分がどうしたいのか、どう思うのかを考える能力を問う学校は増えていますし、社会でも必要とされるようになってきていると思います。
与えられたことだけをやる姿勢のまま受験までいっていたら、今、進学している学校には入れなかったかもしれません。
この経験から、受験に限らず、何かをなしとげるためには、本人の考えを尊重することが大切だと学びました。
自分は本当はどうしたいのかを考え、それを、本人も周りも尊重することが大切です。
それができなければ、。表面的には“受験合格”みたいな一見成功に見える状況になることはあるかもしれませんが、後々望んでいないことは長続きしないと思います。
よく考えたら、自分だってそうでした。
強制されたことは続かず、自分が選んだことでないとがんばれないです。
よく考えれば分かることを、中学受験と子どもに教えてもらい、コーチングに出会わせてもらってよかったと思っております。
今、コーチとして親子に向き合う時に私は「あなたは本当はどうしたい」を意識しています。
必ずこの質問はしますし、し続けていきたいと思います。
最初は自分の本心が意外と出てこない方もいますが、質問しつづけてご自身と向き合っていただけたらと思っています。
世間がどうとか、ご家族がどうとか関係なく、本心から本当はどうしたい?の質問をしながら、全力でサポートしていきたいと思っています。