字を丁寧に書きなさい、では伝わらない
難関中に入っていく子の中にも、字が綺麗ではない子はいます。
しかし入試では、綺麗か綺麗でないかというのとは別に、
「正しい字」と判定されない漢字は、×にされてしまいます。
もし、わが子の字が崩れている場合、
お母さんはどんな声がけをしていますか?
よく聞く声がけの仕方が
「もっと丁寧に書きなさい」
「きれいに書きなさい」
という言葉なのですが、
実はその言葉がけでは
子どもたちの字は変わりません。
これは例えば、
サッカーが苦手な子に
「もっと上手になりなさい」
と言っているのと同じで、
子どもからしたら
「じゃあ、どうしたら上手になれるの?」
というわけです。
これは、以前の学習相談で実際にあった会話です。
私「(書かれた漢字を見ながら)
この線、ここまで延ばそう。
ここはハネないと×になっちゃうよ、
見てみて、
教科書はハネてるでしょ」
お父さん「だからいつも
お父さんが言ってるだろう、
『字は丁寧に書け』って!」
子ども「だって、今みたいに
教えてくれないんだもん!」
プンスカ
そう、お父さんとしては、
いつも「伝えてる」んですが、
お子さんには「伝わってなかった」んですね。
子どもに「伝わる」ようにするためには、
どこをどうしたら良いかを
具体的に示してあげる必要があります。
そうすることで、
少しずつ正しい字が
書けるようになっていきますよ。
そして、正しく書けた瞬間が
あったらすかさず褒めてあげてくださいね^^
「ここのハネ、しっかり書けてるね!」
って。
できた時にすかさず褒めることで、
「あるべき方向」に
子どもたちの行動が
強化されていきます。
ぜひやってみてくださいね。
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