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家庭教師を頼む前にやるべきこと

家庭教師を頼む前にやるべきこと

こんにちは!

おうち受験コーチング代表 

受験コーチングの第一人者の鈴木詩織です。

 

今日は、家庭教師をつけようかと迷われている方に向けて、

「家庭教師をつける前にやるべきこと」をお話ししたいと思います。

 

しおりコーチ

この記事は、

🔶家庭教師をつけようかと考えている

🔶成績が伸び悩み、個別指導を検討している

方におすすめです。

 

 

しおりコーチ

新年度が始まり、春休み明けに受けた模擬試験の結果が返ってきた方も多いのではないでしょうか。

 

保護者

はい、今回も結果が芳しくなくて、ここからどうしたら良いのかもやもやしています。

やはり集団塾だけではなくて家庭教師や個別指導もつけた方が良いのかしら?

 

しおりコーチ

家庭教師をつけたり個別指導を受けるのも一つの手段として良いですね。

個別で勉強を教えてもらう前にやっておくべきことを、

今日は見ていきましょう!

 

 

先日、今年中学受験をする小学6年生の

保護者から、

家庭教師の頼み方について

相談を受けました。

 

私は、

家庭教師含むマンツーマンの学習指導歴が10年ほど

家庭教師派遣会社にいたのが12年ほどあり、

人生の半分以上をかけて(笑)

”家庭教師”と関わってきました。

 

そんな私が、今日は

家庭教師を頼む前にやるべきこと

についてお伝えしたいと思います。

 

1、家庭教師が【できること】と【できないこと】

 

まず

家庭教師を頼む方は、

このようなことを求めている方が多いようです。

 

中学受験なら、

◎塾の授業についていきたい

苦手分野の克服をしたい

◎志望校に合格するための勉強を教えてほしい

過去問の解説をしてほしい

 

高校受験なら、

◎学校の授業についていきたい

◎学習習慣を身につけさせたい

苦手分野の克服をしたい

受験に向けての勉強を一緒にやってほしい

 

大学受験なら、

苦手教科で赤点を取らないようにしたい

受験で必要な科目を強化したい

志望校探しから過去問対策まで一緒にやってほしい

 

 

はっきり言います。

これらのお悩みを家庭教師に丸投げして

解決できる可能性

30%程度です。

 

ただやみくもに

このニーズを家庭教師にぶつけても、

家庭教師は対応しきれません

 

なぜなら、

家庭教師は教えることのプロであり

受験のコンサルタント

受験のコーチ

ではないからです。

 

家庭教師は、

目の前に与えられた問題を上手に解説することが仕事で、

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

お子さんに合った学習法を提案し

お子さんが合格に最短で近づく方法を考えるのは、

受験のコンサルタントの仕事です。

 

お子さんのやる気を引き上げ

効果的な学習法を身につけてもらい

良い学習習慣をつけるのは

学習習慣コーチの仕事です。

 

中には、

コーチやコンサルタントのようなことも

やっている家庭教師もいますが、

これも本当にごくごく一部。

 

ほとんどの方は、

それは自分の仕事ではないと考えています。

 

 

 

2、教わることより大切な◯◯

 

それはさておき、

 

ここで、大切なことは

上手に解説してもらうだけで

成績が伸びる子は

極めて少ないということです。

 

それができる子は

体感ですが、

中学受験なら5%

高校受験なら10%

大学受験なら20%

くらいでしょうか。

 

ちなみに、

最難関中学・高校

旧帝大・医学部

に合格するお子さんは

ほぼ100%それができます。

 

言い方を変えると、

 

それができたから、

旧帝大・医学部

まで合格できるのです。

 

なぜなら、

学習への意欲も高く

自分に合った効果的な学習法を

完璧に身につけているからです。

 

 

 

では誰が、

コンサルタントコーチの役割を果たすのか?

 

学習への意欲を高め

効果的な学習方法を習慣化するのか?

 

中学受験なら、

その役割は

保護者です。

 

高校受験の場合、

保護者半分、本人半分です。

 

大学受験の場合、

ほぼ本人です。

 

3、家庭教師を頼む前に親子でやるべきこと

 

家庭教師を呼ぶ前に、

親子で下記の4つを必ず行ってください。

 

①志望校と現在の学力から最短で合格できる戦略を考える

苦手分野を洗い出す

③苦手克服のための適切な問題集や参考書を選ぶ

④実行し、PDCAを回すサイクルを作る

 

 

これができれば、

家庭教師を呼んでも

期待する成果を出せるでしょう。

 

・・

 

・・・

 

・・・・・

 

そんなのできるわけあるかい!!

 

 

はい、

学校の先生でもなく

塾講師経験があるわけでもない

一般の保護者が

このようなことができるはずは

ありません。

(たま〜に1人でやりきっちゃう方もいますよ!)

 

 

ましてや本人が

勉強のやり方を

何も学んでいないのに

高い意識を持って

受験に向けて無駄なく行動できる!!

 

なんてこと

 

 

あるわけないのです。

 

 

・・・

 

 

それはそうです。

受験に向けて本当に必要なことは

どこでも学べませんから。

 

それを保護者の責任

本人の責任と言われたって

困りますよね。

 

 

塾も

家庭教師も

成績を上げるのが

合格させるのが仕事なんじゃないんですか!?

それって、職務怠慢なのでは!?

 

 

私も、

教育業界に入る前はそう思っていました。

 

 

しかし、、、

残念ながら、、、

 

現実は違うのです。

 

 

これは私にとってはかなりの衝撃でした。

 

 

中学受験や大学受験なら

3年間で200〜300万円、

高校受験も

3年間で100万円以上

塾代ってかかります。

 

それだけかけても、

成績も上がらないし

志望校にも受からない

 

もっと悪いことには、

受験が終わった後の子どもが

「もうあんなにしんどいことは嫌だ!」

勉強嫌いになってしまった。

 

 

こんな子が、

大量発生しています。

 

 

 

私は、塾や家庭教師が悪いと

言っているのではありません。

 

 

上手な使い方も知らないまま

サービスを利用し、

 

伸ばせるはずの能力も伸ばせないまま、

自己肯定感も

自己効力感も

下がっていく子どもたちを心配しているのです。

 

この

負のスパイラルを止めたい!!

 

 

受験を通して

子どもが大きく成長し、

全ての子どもに

学ぶ面白さ

成し遂げる喜び

知ってほしい!!!!!

 

 

そんな思いで、

5年前に

おうち受験コーチングを立ち上げたのです。

 

 

困ったら、塾や家庭教師に

丸投げするのはもうやめてください。

 

私がなんとかしないと!と

保護者が1人で孤軍奮闘するのもやめてください。

 

あなたの責任よ!と

お子さんを放置するのもやめてください。

 

 

お子さんがもともともっている

良いところを引き出しながら、

 

自然と机に向かい、

合格に向けて必要な行動を取るようになる

 

そんな方法が、

ちゃんとあります。

 

私が、20年以上をかけて

大切に作り育てたプログラムの詳細を

ぜひ確かめにきてください。

 

おうち受験コーチングは、

塾や家庭教師が成し遂げられなかった

受験コンサルタント

コーチ

双方の役目を果たすサービスです。

 

みなさんとお子さんに

合ったやり方が、

必ずあるはずです。

 

個別説明会でお話しできることを楽しみにしております。

 

 

▼お子さんにあった学習方法が学べる!おうち受験コーチングの説明会はこちら

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SAPIX(サピックス)を使いこなす!

SAPIX(サピックス)を使いこなす!

この記事は、SAPIX(サピックス)に通塾されている方、もしくは通塾を検討されている方に向けて書いています。

塾の特徴や対策を理解して、効率よく学習を進めましょう^^

 

 

塾の特徴 メリット・デメリット

 

サピックスの特徴

 

サピックス(S A P I X)小学部は、進学校への圧倒的な合格実績を持つ塾です。

特に御三家を中心とした上位校への合格実績は高く、2020年度の開成中学校への合格者数は、首都圏の大手人気4塾(サピックス小学部・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)で見たときにも半数以上がサピックス生となっています。

 

その特徴を一言で表すと、綿密で濃いカリキュラムと家庭学習を大切にした復習至上主義、そして非常に頻繁なクラス替えで子供のモチベーションを保ちながら受験まで走り切るということです。

学習意欲や上昇志向が特に高いお子様には、学力を伸ばすのに最適な塾だと言えるでしょう。

 

 

サピックスのメリット

 

サピックス小学部へ通うメリットは、やはりなんといっても『カリキュラムについていくことで、しっかりと実力を伸ばすことができる』ということです。

中学受験のために綿密に立てられた内容の濃いカリキュラムと毎回出される多量の宿題は、それらをきちんとこなすことが出来れば、お子様が早期に確実な実力をつけられるようになっています。

 

サピックスの授業の進め方は、詳しくは後ほど解説しますが『復習至上主義』で、その日に授業で学んだことを授業内では勿論、家庭学習でも多量の宿題を通じて都度しっかりと身につけさせる、という方式となっています。

そのため毎回の授業・宿題をきちんとこなせていれば、基礎から応用まで盤石な実力を着実に積み上げていくことが出来るでしょう。

 

更にサピックスのカリキュラムは進度が早いことでも有名で、例えば特に問題演習が重要な算数に至っては、5年生頃までにはほぼ基本カリキュラムを終えて、6年生からはひたすら応用問題の繰り返し演習に入ります。

6年生の夏頃からは過去問演習が取り入れられるなど、志望校対策を時間をかけて行うことができるため、反復演習や問題慣れが重要となる受験対策としては大きな強みとなるでしょう。

 

最後にサピックスの大きな特徴として、細かなクラス分けと頻繁なクラス替えテストが行われますが、これもお子様によっては1つのメリットと言えます。

受験という遠い目標に向かって常に全力で走り続けるというのは、体力的にもモチベーション維持という面でも非常に困難でしょう。

そこでサピックスでは1〜2ヶ月ごとにクラスが変動するシステムを取り入れており、そこを目標に学習を行うことで常にモチベーションを保ちやすく、またテスト毎にそれまでの自分の学習進度や理解度を見える化する、という利点もあります。

このクラス替えテストについては後ほどもう少し詳しく説明しますが、特に競争意識や上昇志向が高いお子様には非常に適したシステムでしょう。

 

 

サピックスのデメリット

 

上記でご説明したサピックスの特徴やメリットは、お子様によっては残念ながらそのままデメリットとなることもあります。

 

まず密度が濃く、復習重視で立てられたサピックスのカリキュラムですが、当然これを全てきっちりとこなすとなると非常にハードな内容となっています。

現にサピックスに通うご家庭や、サピックス対策をメインとした学習指導サービスにおいても、しばしば『サピックスのカリキュラムを全て理解し、こなすことが出来るのは、上位クラスやその上位層のみ』といわれることがあります。

 

そのため内容を全て理解できるお子様や、もしくはある程度自身の学習レベルや志望校に合わせて内容の取捨選択が出来るお子様ならば良いですが、毎回捌き切れない分量や内容の学習を課される、というのは体力的にも精神的にも非常に負担に感じるお子様も多いでしょう。

 

またサピックスでは復習を重視しており家庭学習の量が多いので、それをサポートする親御さんの負担も大きくなります。

サピックスのテキストについて、こちらも詳しくは後述しますが、他塾のような本の形式ではなく『デイリーサピックス』と呼ばれる冊子を毎回配布される形式となっており、『予習ができない』『量が膨大になりファイリングや整理が大変』と言った声が多く挙がります。

また宿題用冊子の解説が簡素なことから、親が指導や解説を行うのが難しい、ということもあります。

 

更にサピックスのカリキュラムは量も勿論ですが、進度も非常にスピーディなので、一度つまづいてしまうと挽回が難しい、といったデメリットもあります。

日々のカリキュラムをこなすことに精一杯で、弱点補強に割く時間がなかなか取り辛く、その結果内容が進むにつれて苦手の穴が広がってしまう、ということがあるようです。

特に6年生に上がると応用問題や過去問演習がメインとなるので、基礎補強や苦手潰しといったことは家庭学習内で行っていく必要があります。

 

最後にサピックスの特徴でもある『頻繁なクラス替えテスト』ですが、これをプレッシャーに感じてしまうお子様も少なくありません。

お子様の性格や特性によっては、モチベーションが上がるどころか勉強自体に苦手意識を持ってしまいかねないので、しっかりと見極めていく必要があるでしょう。

またクラスが変更されることで講師や同級生といった学習の環境が変化する、ということもお子様によって大きなデメリットとなることがあります。

 

以上からサピックス小学部は、家庭内学習やテキストの整理、モチベーションの管理など、しっかりとご家族がお子様のサポートをしていくことが不可欠である塾と言えます。

 

 

サピックスの使用テキストと授業の流れ

 

サピックスでは基本的に『デイリーサピックス』と呼ばれる冊子に沿って授業が行われます。

このデイリーサピックスは、『各授業毎に今日行われる授業の範囲についてのテキスト』が配布されるようになっており、他の塾のように1冊のまとまった本の形式を取っていないという特徴があります。

 

サピックスではこのデイリーサピックスに沿って、『今日学ぶ範囲を授業と復習でしっかり理解を固める』、この積み重ねによって学力を盤石なものにしていくというシステムになっています。

更にデイリーサピックスの理解を固めるために、学年や教科によって『デイリーサポート』と言った演習教材や、補足用の授業プリントが用いられます。

 

デイリーサピックスを始めとして、サピックスで使用される教材類は全て講師やスタッフによるオリジナル教材となっていて、更に入試の問題や傾向等に合わせて絶えずアップデートを行っているそう。

加えて6年生に上がって志望校別授業が始まると、各学校の出題傾向に合わせた教材を使用するようになり、これがサピックスの各進学校への圧倒的な合格実績の大きな理由の1つとも言えるでしょう。

 

サピックスのテキストを使用するにあたって特に気をつけたいのが、教材や資料が膨大な量になるということです。

毎回の授業毎に配られるデイリーサピックス、その補足分となる演習教材や授業プリント、これらの配布される教材は1年分を積み上げると身長を超える量になる、とも言われている程です。

更にメインのテキストも本の形式を取っていないので、毎回きちんとファイリングする癖をつけておかなければ、後々見返すということも困難になるでしょう。

 

さて、以上がサピックスの使用テキストについての大まかな情報となりますが、ここで例として受験のための基礎学習に特に重要とされる5年生のカリキュラムに沿って、各教科の具体的なテキストと授業の進め方について見てみましょう。

 

 

算数

 

《使用教材》デイリーサピックス、デイリーサポート、基礎力トレーニング、基礎力定着テスト

 

サピックスの算数授業の最大の特徴は、新規単元を学ぶ『B授業』と、前週分の復習となる『A授業』が行われることです。

例えば1週目に算数Bで植木算を学ぶと、2週目の算数Bでは次の単元の場合の数を始めながらも算数Aで植木算の復習を行い、更に3週目の算数Bで小数を始めながら算数Aで場合の数の復習を行う、そのような仕組みになっています。

こうして繰り返し同単元の授業を『復習』することで記憶や理解の定着を図る、というのがサピックスならではの授業の進め方となります。

これら2つの授業は別コマとして扱われ、1コマ目は算数A、2コマ目は算数Bというように、同じ算数でも1日に2つの単元の授業が行われています。

 

算数の授業では、メイン教材となる『デイリーサピックス』に沿って黒板授業を進めながら、合わせて『デイリーサポート』という演習教材を使って、実際に問題を解きながら理解を固めていきます。

このデイリーサポートは授業内で全ての演習問題を解き切る訳ではなく、残りの問題は『復習』として各自が家庭学習で行うということになっています。

しかし特にデイリーサポートは解説が簡素であることで有名なため、場合に応じて家庭教師や解説動画といった外部サービスを併用するか、デイリーサピックスの方を中心に家庭学習を行うのが良いかもしれません。

 

更に算数では月ごとに『基礎力トレーニング』という問題集が配布されますが、こちらは計算力や基礎力を上げるための家庭学習用の教材となります。

内容は基本的に1ページに10問の問題が記載されていて、これを1日分として毎日反復して解いていく、というようになっています。

少し変わっているのが、『反復』による盤石な実力を身につけさせるために、数値を変えただけの同様の問題が数日(5年生の場合は1週間)続くということです。

同じ形式の問題を毎日繰り返し解くことで、パッと見ただけでまるで呼吸するように解ける、という計算力・基礎力をつけることが出来るようになっています。

更に10問の構成は基本的に四則演算と少し前に習った単元の問題からなっており、『復習』を重要視するサピックスらしい教材と言えるでしょう。

 

またサピックスの算数では、授業中に『基礎力定着テスト』や『デイリーチェック』といった、授業内容の理解度・定着度を確認するためのテストが行われます。

内容はその日やその週にデイリーサピックスで学んだことと、基礎力トレーニングで解いた問題の数値替えとなっており、問題を解く実力がしっかりとついているかをこまめに確認するために活用していくのが良いでしょう。

マンスリーテストやクラス替えテストと違って、クラスの判定には直接関係しないテストですが、範囲が狭い分自身の苦手や理解の穴を把握しやすいので、実力固めやマンスリー対策にも非常に有用なテストです。

 

 

国語

 

《使用教材》デイリーサピックス、言葉ナビ

 

国語の授業でも、算数と同様に『A授業』『B授業』の2つの授業が行われます。

国語Aでは前回の確認テストと、語句・文法・漢字などの基礎力を固めるための授業が行われ、国語Bでは長文問題や記述の練習をメインに進められます。

このように長文読解や記述回答にしっかりと時間を割いたカリキュラムとなっているので、サピックス塾生は他塾生と比べても、長い文章や問題文を読んだり、自身で文章を記述して答える、といったことに抵抗が少ないとよく言われます。

麻布や武蔵のような、非常に長い文章を読ませたり記述回答の多かったりする学校を狙っているお子様には特に適したカリキュラムでしょう。

 

サピックスの国語の授業では、基本的にはその日に配られる『デイリーサピックス』に沿った黒板授業が進められます。

加えて副教材として『言葉ナビ』というテキストが配布されますが、こちらはことわざや慣用句、古事成語といった、国語の問題を解くための知識・基礎力を固めるための教材となっています。

長文読解と比べてどうしても軽視しがちなこれらの基礎知識系の学習ですが、小問などで細かな得点源となることはもちろん、知識をしっかりと身につけておくことで文章の意味を素早く正しく把握できるようになるなど、国語の実力を上げるためには必要不可欠とされています。

算数の『基礎力トレーニング』と同様に、毎日少しずつ学習を進めることで、国語力を基礎から支える力を身につけることが出来るでしょう。

 

 

理科

 

《使用教材》デイリーサピックス、理科コアプラス

 

サピックスの理科は算数や国語と違ってA Bに分かれず『理科』という単一の授業となりますが、『復習』を重視するという点では同様です。

例えば小学校理科で重要な『てこ』に関する内容であれば、4年生の夏季講習でてこの基礎について学び、その後5年生の夏、5年生の冬、6年生の春と、段々と内容を難しくしながら同じ単元について繰り返しの授業が行われ、しっかりと理解を固めたところで6年生の夏季講習でその応用である『力学』として本格的に演習が始まる、このような進め方となっています。

サピックスではこれを『らせん状(スパイラル)カリキュラム』と呼んでいますが、一度学んだことが忘れかけた頃に、少し変わった視点で少し難しくなって出てくるのでまた学ぶ、このような『復習』する学習によって定着度を高めていくというのがサピックス授業の特徴です。

 

理科の授業についても、基本テキストは『デイリーサピックス』が毎回配布され、これに沿った板書授業が進められます。

予習はせず、授業と復習でその日に習う内容を着実に身につけていく、というサピックス式の学習方法となります。

 

また理科については、副教材として『コアプラス』という暗記用テキストが家庭学習用に配布されます。

内容は一問一答式の問題集となっており、赤シートを使用することで答えを隠して記憶を定着させていくというものとなっています。

理科は生物の体の作りや星の名前など暗記しなければならないことが多い教科なので、授業でもこのコアプラスの適宜指定された範囲について確認テストが行われます。

またここでもサピックスの『スパイラルカリキュラム』に則り、現在学んでいる単元より少し前の、そろそろ忘れる頃の範囲が出題されているようです。

 

このコアプラスは、サピックス教材の中でも塾外生が購入できるテキストとなっているので、塾生はもちろんそれ以外でも愛用しているお子様が多い優良教材となります。

 

 

社会

 

《使用教材》デイリーサピックス、社会コアプラス

 

最後にサピックスの社会ですが、こちらも理科と同様にA Bに分かれない『社会』という単一の授業が行われます。

とにかく暗記量と知識がものをいう教科なので、効率的に記憶の定着を図れるサピックスの『スパイラルカリキュラム』の効果を実感しやすい科目ともいえるでしょう。

 

中学受験の社会は大きく分けて3軸、地理・歴史・公民から成り立っていますが、サピックスのカリキュラムではざっくりと、4年生から5年生の前半で地理、5年生の後半から6年生の4月で歴史、6年生の5〜7月で公民を学びます。

この期間内に、例えば地理であれば4年生に習ったことを5年生で『復習』というように、繰り返し同分野に触れることで知識を定着化、着実に実力を伸ばしていく仕組みとなっています。

更に6年生の夏以降からは演習問題の実践と合わせて、これまでの全分野を基礎から繰り返し復習するような内容が盛り込まれており、特にサピックスらしい授業の進め方といえるでしょう。

 

社会の授業も基本テキストは『デイリーサピックス』に沿って、板書による授業が進められます。

合わせて理科と同様に『コアプラス』という暗記用副教材が配布され、一問一答方式で知識を固めていくということになります。

特に地理など過去に学んだことが次々と関連してくる単元は、家庭学習でもコアプラスの暗記はもちろん、デイリーサピックスを繰り返し読み直しておくことで記憶の定着や理解が進むことでしょう。

 

 

 

サピックスで行われるテストの種類と内容

 

サピックスで行われるテストは大きく分けて3種類、『復習のためのテスト』『クラス分けのテスト』『受験対策テスト』となります。

 

 

授業内容を復習するためのテスト

 

《具体的なテスト例》デイリーチェック、基礎力定着テスト

 

まず1つ目の復習のためのテストというのは、『デイリーチェック』や『基礎力定着テスト』など、授業内容の定着度や理解度を確認するためのテストです。

これらは授業毎や毎週といった頻度で実施され、授業中の時間を使って行われます。

内容は主に前回の授業について、また基礎力トレーニングや言葉ナビなど各自が家庭で行っている学習も科目によって含まれます。

 

クラス判定には影響がないので軽視するご家庭も多いですが、これらは授業や家庭学習の理解度を確かめたり抜け漏れがないかチェックするのに非常に有用なテストなので、積極的に活用していくのが良いでしょう。

具体的には、塾から帰ったらまずその日のうちにデイリーチェックを確認し、間違えた問題についてデイリーサピックスや家庭学習用教材を見直します。

後から見ても分かるように教材にチェックを入れておいたり、間違えた問題だけ抜き出したノートやコピーを作っておくことも、自分の弱点を把握したり補強するのに有用です。

これらは受験や、後述する『クラス分けのテスト』への対策としても非常に効果的でしょう。

 

クラス分けに影響するテスト

 

《具体的なテスト例》マンスリーテスト、組分けテスト

2つ目のクラス分けのテストは、大きく『マンスリーテスト』と『組分けテスト』の2種類となります。

 

『マンスリーテスト』は1〜2ヶ月に1回実施されるテストで、原則授業時間を使って、授業内容の定着度を確認するために行われます。

そのため内容は基本的に前回マンスリーテストから今回までに授業で行った内容と、基礎力トレーニングなど家庭学習の内容で構成されています。

つまりマンスリーテストはデイリーチェックと考え方としては全く同じで、期間がひと月分と長くなっただけ、と言えます。

しかし人間の記憶は当然時間が経つにつれて薄まるので、今日習った内容を次回授業以降、ひと月後までしっかりと覚えているか、ということが重要視されています。

よってマンスリーテストの対策は、デイリーチェックなどで都度身についていない部分をチェックして潰しておき、例えば1週間などこまめに『復習』する癖をつけておいて、最後にテスト前にチェック部分を確認しておくのが良いでしょう。

 

一方、『組分けテスト』については明確なテスト範囲がない実力テストで、年に3回(1月・3月・7月)、日曜日や祝日などを使って実施されます。

マンスリーテストと違ってクラスの昇降範囲に制限がないので、サピックス塾生の中でも特に重要視されているテストですね。

クラス分けに影響が大きい&実力勝負ということで、負担に感じたり苦手意識を持つお子様も多いようです。

しかしここで注目したいのがテストの配点比率で、学年によって差異はあるものの、基礎力トレーニングのような反復家庭学習や基本問題レベルの問題と、毎回のデイリーサピックスで学ぶ内容の類題だけで、配点の約75〜85%程度を占めており、いわゆる応用問題というのは残りの20%程度に留まるということです。

特に基礎力トレーニングレベルの配点比率は大きく、全問題の半分から6割程がこの基礎レベルで構成されているので、組分けテストの対策についても、日々の家庭学習や毎回の授業の復習が特に重要といえるでしょう。

 

 

 

受験対策用のテスト(公開模試)

 

《具体的なテスト例》実力診断サピックスオープン、志望校診断サピックスオープン、志望校判定サピックスオープン、合格力判定サピックスオープン、学校別サピックスオープン

 

さて、最後にサピックスでは、お子様の現在の学力・偏差値を知ったり、志望校判定、合格率測定などを行う『受験対策テスト』が、公開模試という形でいくつか実施されています。

 

まず最も低学年から受けることができるのが『実力診断サピックスオープン』で、こちらは小学3年生・4年生・5年生を対象に年1回ペースで行われています。

思考力・論理力を中心に総合的な現在の学力を試し、実力の傾向やこれからの学習に役立てることを目的とした公開模試なので、機会があれば早めに一度受験しておくのも良いでしょう。

 

受験を本格的に意識し始める小学5年生からは、上記の実力診断サピックスオープンに加えて『志望校診断サピックスオープン』を受けられるようになります。

こちらは5年生の夏と秋の2回実施される公開模試で、お子様の問題への適性をより具体的に診断するために行われます。

中学入試の問題は大きく『基礎力・問題処理能力』を重視する問題と『思考力・記述力』を重視する問題の2パターンに分けられますが、お子様がどのような問題が得意で、どのような問題が苦手なのか、その適性を測るための模試となります。

診断結果からより狙いやすい志望校を定めたり、本格的に受験のスタートを切るのに最適な公開模試と言えるでしょう。

 

受験まで1年を切った小学6年生の春には、上記の志望校診断サピックスオープンからより精度を高めて、志望校への適性や合格率を測定できる『志望校判定サピックスオープン』が2回実施されます。

また年間を通して4回実施される『合格力判定サピックスオープン』では、予め指定した10校についての合格率を測定したり、受験さながらの環境で公開模試を受けることで受験慣れや、時間配分などの訓練にもなります。

更に各中学校の入試問題の内容や傾向に合わせて作成された『学校別サピックスオープン』は、より精度の高い適正判断や合格率の測定ができる他、受験本番の予行演習としても最適な公開模試でしょう。

 

 

 

サピックスのクラス分けについて

 

さて、上記まででも何度か言及してきた通り、サピックス小学部では『細かなクラス分け』と『頻繁なクラス変更』が塾の大きな特徴となっています。

 

クラスの数は学年や校舎によって異なりますが、全校舎に共通して大きく『αクラス』と『アルファベットクラス』に分かれています。

『αクラス』というのはいわゆる上位クラスのことで、サピックスで最上位のクラスはα1、その下にα2、α3と続き、規模の大きな校舎ではα6まで設置されています。

そしてαクラスの下に『アルファベットクラス』となりますが、こちらは下位からA、B、Cとアルファベット順に上がっていく構成になっています。

規模の大きな校舎ではQやRまで、アルファベットクラスだけで20クラス以上にも細かくクラス分けがされています。

例)《上位》α1、α2、α3、G、F、E、D、C、B、A《下位》

 

サピックスの特徴として少人数制ということもあり、先生1人に対して生徒の数は20人以下程度、そのためクラスも細かく分かれており、クラス間での学力差はかなり白中しています。

また頻繁に行われるクラス変更のためのテスト、特にマンスリーテストではクラス変動幅は定められているものの(大規模校舎で±5、小規模校舎では±1など)、1〜2ヶ月に1回という頻度で実施されるので、お子様にとってもクラスが変わることは日常茶飯事となります。

 

頻繁なクラス替えの制度はお子様にとってはストレスや負担に感じることもありますが、一方で『クラスが下がらないように』『αクラスに上がれるように』と具体的な目標を短期的に持って学習を行うことができるので、受験まで勉強のモチベーションが続きやすい、というメリットもあります。

 

またサピックスでは特に難関校の受験向けに、小学6年生の夏休み以降は『サンデーサピックス(通称S S)』という特別授業が始まります。

こちらのS Sはその名の通り日曜日に実施され、算数や国語など科目を2つ選んで受講する『単科講座』と、受験予定の学校別にカリキュラムが組まれた『志望校別特訓』の2種類の講座を、合わせて1日かけて学習することになります。

そのため普段のクラスとは別に志望校別のクラスに在籍することになりますが、自分の志望校の講座がいつもの校舎で開講されているとは限らないので、場合によっては日曜日のみ他校舎へ通う必要がある点に注意しましょう。

また原則として希望に沿ってはくれますが、お子様の偏差値と志望校の合格偏差基準値にかなり大きな隔たりがある場合は、希望の志望校クラスに入れないことがある、ということも念頭に置いておきましょう。

 

 

 

 

最後に

 

サピックス小学部は、綿密なカリキュラムと徹底した復習主義で、他の追随を許さない圧倒的な合格実績を持つ進学塾です。

どうしても入学したい志望校があるお子様、どんどん難しい事を学びたいお子様にはぴったりの塾ですが、一方で授業はそのようなお子様に合わせたハイペースな進度となっているので、勉強があまり好きでないお子様には負担に感じることが多いということも事実なようです。

 

ここで『偏差値30−50の場合にサピックスで成績アップする方法』についてですが、やはり最も大切なことは『基礎』と『復習』となります。

 

サピックスに通っているとハイペースな授業と膨大な課題に日々追われることになるので、理解していること・身についていないことがゴチャゴチャに混在してしまいがちです。

そこでまずは基本教材の『デイリーサピックス』について、特に星2つ以下の基本的な演習問題までは毎日復習して着実に身につけていく癖をつけましょう。

その際『デイリーチェック』などの授業中の復習テストと合わせると、自分の理解できていない部分が分かりやすくなります。

加えて毎日の『基礎力トレーニング』をきちんと理解出来るまで続けること、この『授業の復習』と『基礎力固め』だけでも、前述したように『マンスリーテスト』はもちろん『組分けテスト』でも8割前後は解けるようになるはずです。

焦って応用問題まで何から何まで手をつけようとせずに、まずは着実に足元を固め、少しずつクラスを上げていくことでお子様のモチベーションupにも繋がるでしょう。

 

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○○が抜けてるから、塾で成績が伸びない

○○が抜けてるから、塾で成績が伸びない

こんにちは!

 

おうち受験コーチング協会

認定コーチの黒田です!

 

https://jukencoaching.com/about_kuroda/

 

 

季節はすっかり涼しい秋になり、

長かった緊急事態宣言も

ようやく解除された今日この頃

みなさんはどうお過ごしですか?

 

 

この時期になると

学生時代に家庭教師をしていた

生徒のことを思い出します。

 

初の指導経験だったので、

今でも何から話そう、

どう教えようか

と緊張したことを覚えております。

 

さて、

その生徒さんA君は

塾に通っているものの

算数が伸び悩んでいるので

どうにかして欲しいとのことでした。

 

最初に挨拶した感じだと、

真面目で素直な印象をもったので

何がいったい問題なのかと思いました。

 

ですが、

ヒアリングしていくと

何が問題か見えてきました。

 

塾の授業を真面目に受けているし、

宿題もちゃんとやっているんですが、

どうもこなしているだけで、

ちゃんと身に着いているのか

怪しい感じだったんですね。

 

これは何かもっと原因が

他にありそうだなと思いつつ、

とりあえず一緒に塾の宿題を解いていって、

様子を見ていました。

 

そしたら、いろいろ見えてきましたね。

 

受験対策の塾だったので、

基礎はある程度やっているよねという前提で

完全受験向けの宿題になっていったんですね。

 

こりゃ、学校レベルで抜けがあって、

のんびり屋のA君がついていけないわけだ、

と思いました。

 

塾の授業のレベル、

進む速度が完全にあってないわけですね。

 

こういう状態を放っておくと

塾に行く

実はよく分かっていない→

宿題があまりできていない→

勉強のやる気が下がる→

塾の授業についていけない→

宿題がもっと分からん→

勉強のやる気が下がる

 

という負のスパイラルが続きます。

 

この負のスパイラルは

真面目な子の場合、

深刻になりうるので

早めの処置が必要です。

 

真面目ゆえに塾は悪くない、

悪いのはできない僕なんだと

変に自分を責めるなんていう場合も、

実はたくさんあるんです。

これに真面目なお母さんが

せっかく有名な塾に入れたのに

どうしてうちの子はこうなの

となると、なお大変です。

 

こういうときは

しっかり問題になっている原因を突き詰めて、

そこから少しずつ直していくのが大事です。

 

A君の場合は

まずは基礎を埋めることでした。

 

薄めの問題集を購入して、

まずは基本問題をできるようにすることを目指しました。

 

A君は決してずば抜けたひらめき力とか、

直感で物事の本質をつかむタイプの子ではなかったですが、

じっくり考える粘り強さはありました。

 

理解に他の子より少し時間がかかりましたが、

一歩一歩確実に進んでいくので

理解できるようになったことは

ちゃんとものにしてくれました。

 

真面目な性格だったので、

復習をしっかりしてくれたのも助かりましたね。

 

 

3か月ぐらい

基礎をしっかり埋める作業をしていったら、

だんだん塾の授業も分かるようになってきたらしく、

最終的には

算数の偏差値を10あげて、

見事志望校に合格しました。

 

A君の場合、

成績の伸び悩みの原因を早期に特定して、

対策できたことが勝因でした。

 

また

自分のできないところを素直に受け入れて、

どうにかしようと思ってくれたのも大きかったです。

 

 

基本が抜けているから、

塾の授業がまったくついていけないんだよというと

生徒によってはプライドの高さが邪魔になって

素直に自分の弱さに向き合おうとしないですからね。

 

今になって思うと、

A君の努力、性格のおかげもあるのですが、

上手に彼と信頼関係を築けていたからかなと思います。

 

あの信頼関係がなかったら、

あそこまでうまくいかなかっただろうなと思います。

 

 

信頼関係がないのに

正論でアドバイスをしてしまうと、

たいていの場合うまくいきません。

 

さて

今回は塾に行っても伸びないのは

基本が抜けているのが原因だから、

基本を埋めようという話がメインなので、

信頼関係をどう構築するか云々の話はしません。

 

またの機会にでも話そうと思います。

 

 

おうち受験コーチングの講座では

コーチングを学ぶところで

信頼関係の話も出てくると思うので、

気になる人は

講座で学ぶというのもありだと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

塾で伸びる子の条件

塾で伸びる子の条件

こんにちは。

おうち受験コーチング認定コーチのけいかです。

 

私は、コーチ業の傍ら

都内で個人指導の塾を運営しています。

 

 

その中で、

伸びるお子さんと伸びないお子さんの違いって

何だろうといつも注意深く観察してきました。

 

え?

個人指導なのに伸びない子がいるの?

と思われるでしょう。

私もそう思ってました。

 

個人指導といえば塾業界のファーストクラスです。

絶対伸びると思いませんか?

 

しかし

結果が出るお子さんと

出ないお子さんがいるのです。

 

伸びるお子さんの代表的な特徴は

以下のようなものがあります。

 

目的意識を持って塾にやってくる。

 

「ここの部分がわからないので教えてください」

と解決したい部分が明確。

 

③もっとすごい場合は

「僕はこのように考えたのですが、

どうしてこれではいけないのでしょうか」

という踏み込んだ質問ができる。

(自分の課題が的確に言語化できる)

 

宿題の量を指導者とともに相談して、

自分で決められる。

 

⑤当然その宿題は特別な事情がない限り

しっかり取り組み、

次の授業までに間違いの箇所や

不明点の洗い出しが済んでいる。

 

どうでしょうか?

 

特に、②③④ができるお子さんは、

お月謝の元が取れていると言えます。

 

もちろん個別指導ですので、

『わからないところがわからない』状況から

課題を明確にしていくお手伝いはするので、

あれこれ試行錯誤してきた形跡があれば

それで充分条件を満たしていると言えるでしょう。

 

そうなんです、

どんな指導を受けるにせよ

自分で試行錯誤する姿勢が必要なんです。

 

逆に

この姿勢が備わってるお子さんは

自分で学校の先生なり先輩なりに

わからないところを聞いて解決できてしまうので

個人指導なんていらないかもしれませんね。

 

試行錯誤は、トライ&エラーを繰り返すことですから

言い換えれば、

お子さんにエラーに立ち向かう勇気が備わっていることが大切です。

 

やる気スイッチなどという便利なものが存在する

なら私も見てみたいものですが、

お子さんの試行錯誤を助ける働きかけと、

適切な声かけはとても有効です。

 

これはプロではなくても自宅でできることです。

むしろ週1回会う塾の先生より、

生まれた時から毎日お子さんと関わってる

親御さんの影響のほうが大きいのです。

 

 

また

失敗に立ち向かう勇気をそいでしまう

『やってはいけない働きかけ』

を知っておくことも大切ですね。

 

おうち受験コーチングのプログラムの半分は

親向けです。

 

親と子

「どちらかだけ」に働きかけるものではなく、

「どちらにも」なのです。

 

ともに同じ方向へ向かうとき、

最大効果が得られるのです!

 

きっとその時、

親子の絆もより深まっていることでしょう!

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

【ちょっと待って!】受験勉強をしようと思った時にまず浮かぶのが塾だけど・・・

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塾・家庭教師・通信教育なしで

3,486人の子どものやる気をあげた新メソッド!

たった90日で、成績最下位のお子さんが、

95%難関校を目指せる!

おうち受験コーチングをしています

鈴木詩織です。

本日もブログを読んでくださりありがとうございます^^

親子二人三脚で挑戦できる最初で最後の受験、

それが中学受験です。

小学生後半という、

脳の前頭前野がグーンと大きくなるの時期に、
思考力・表現力・やり抜く力を高め、
良い学習のやり方を習慣化し、

さらに中学高校と充実した教育環境で学ぶことが出来たら
子どもの可能性はますます広がっていくことでしょう。

さて、「中学受験しよう!」と思い立った時に

多くの人が始めるのが、塾選びです。

でも・・・【ちょっと待って!】

どんなに輝かしい合格実績を持っている塾であっても、
中学受験専門の集団塾はこんな事情を抱えていることを
知っておく必要があります。

通塾日数は6年生で週5-6日、1日4-5時間、
3年間塾に通って支払う金額は200万円と
たくさんの時間とお金を費やすのに、

第一志望校に合格するのはたったの3割
仮に合格しても、

合格者の中には燃え尽きてしまい、

中学に入って勉強から逃げてしまう子もいるのです。

そもそも、良い学習習慣を身につけ、

中学高校とさらに良い教育環境で力を

伸ばすための中学受験なのに、

これでは本末転倒です。

そんな受験界の常識を打破し、
生き生きと効率良く受験勉強をし、
習い事や家族・友人との時間も諦めずに
難関中学に合格するレベルの家庭学習習慣を

子ども達に身につけて欲しい!

かつ、そのチャンスを、

親の収入に関係なく全ての子どもに提供したい!

これが私の想いです。

 

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鈴木詩織です。

 

 

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます^^

 

 

 

塾に行っている、あなたのお子さん、

こんなことありませんか?

 

・塾が楽しいと言っているのに、偏差値40前後をずっとウロウロしている

・週4日、5年間も同じ塾に通っているのに成績が伸びない

 

 

お子さんがこういう状況だった時、

あなたならどうしますか?

 

 

「伸びないから塾を変えよう」では、
これまでと同じ結果になってしまう可能性がとても高いのです。

 

 

 

なぜなら、本当の問題点が分からないまま塾を変えても、

問題の解決にはならないから。

 

 

 

これは、もう5年以上も前に出会った

中学3年生の男の子の話です。

 

 

私が相談を受けたのは、

12月に入り、入試まで残り2ヶ月という時期でした。

 

 

小学5年生から塾に通っているのに伸びないので、

ラストスパートでどうしたら良いかと、
お母さんお父さんは悩んでいました。

 

 

 

 

学校のテストの点数は、

20点〜30点と散々です。

 

 

正解している問題はあるものの、

どうやって解いたの?と聞くと、

「なんとなくこれだと思った」という感じで、

ちゃんとした答えが返ってきません。

 

 

 

私はその男の子に、

「アルファベットの小文字を全部書いてみて」と

その場で書いてもらうことにしました。

 

 

 

そうしたらなんと・・・

 

書けない文字があるのです!

 

 

bとdは「どっちだっけ?」「こっちかな?」と当てずっぽですし、
最後の方は書けない文字がいくつかありました。

 

 

 

それをみた、お母さんお父さんはビックリ!!!

 

 

 

顔から血の気が引いていきました。

 

 

 

というのも、まがりなりにも、

行かせていたのは大手の「個別指導塾」です。

 

 

 

小学校5年生から通って、塾長から言われるまま、

夏休みは毎日授業を取り、

3年生になったら週4−5回塾には通っていました。

かけた費用はウン百万円にのぼります。

 

 

 

それなのに、中1の最初で習う

アルファベットが全く書けていなかったのです!

 

 

 

・・・・

 

 

 

現状がわかり、やることが明確になったその子は、

そこから毎日5時間、正しいやり方で勉強をし、

1ヶ月半で偏差値を10以上上げて第二志望の

サッカーの強い私立高校に合格していきました。

 

 

 

 

これは極端な例ですが、

程度の差はあれ、こういう話は実はよくあります。

 

 

 

もうちょっと早い段階でお母さん・お父さんが、
「この子どこまで分かってるのかな?」と気にかけてあげたり、
「塾ではどんな風に教えてもらってるのかな?」と

塾の見学に行ったりしていれば、
気づけていたのです。

 

 

 

そうしたら、もしかしたら

第一志望の高校に楽々合格していたかもしれません。

 

 

 

もし心当たりがある方は、

ぜひ自問自答してみてくださいね。

 

 

「今のわが子の状態を、正確に把握できているか?」
「塾で何を行なっているか、見えているか?」

問題がわかれば、必ず解決策は見つかります。

 

 

 

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