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ゴールデンウィークは、

みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

 

 

私は、受験コーチング協会の養成講座をしたり、

お子さんに短期集中セッションをしたりと、

なかなか充実した毎日を過ごしておりました。

 

 

 

おかげさまで、

受験コーチを養成する「受験コーチング協会」も

新たに5名の受講生さんを迎え、

ますます賑やかになってきましたよ!!

 

 

 

これからさらに、

分厚いコーチ層で、

お子さん一人一人に合ったコーチを

ご紹介できるようになっていくと思います!!

 

楽しみにしてくださいね^^

 

 

 

さて今日は、

「子どもを信頼し、信用はしない」

という話です。

 

 

最近読んでいた、とある経営の本に、

「部下を信頼しても信用しない」

ということが書いてありました。

 

 

 

部下育成・組織マネジメントと

子どもの教育って通ずるところがたくさんあって

私はどちらの本もとても好きで、

よく読んでいるのですが、

今回も、これ、まさに子どもに対して

接する時にも同じだよなあ!って

思ったんですよね。

 

 

 

たとえば、

おうち受験コーチングでは

お子さん向けのセッションで、

次までにどんなことを目標

何をやってくるか?

を決めたりします。

 

 

 

この時、基本的には、

目標も、やるべきことも、

全部お子さん自身に決めてもらいます。

 

 

 

これは、信頼するってことですね。

でも一方で、次に会った時に

前に決めたことを

「全部やってくるかもしれない」し、

「全部やってこないかもしれない」し、

「やったと嘘をつくかもしれない」

そんなことも、考えていたりします。

 

 

 

言ったことをやってくると

完全に信用しているわけではありません

 

 

いやむしろ、大半疑っているかな(笑)

 

 

でも、それでも特に支障がないのは、

決めたことをどのくらいやれたかということよりも

もっと大切なことがあるからです。

 

 

 

一番大切なこととは、

「一定の期間に目標とやることを決めて、やる」

経験をした、

その後の本人の成長です。

 

 

 

取り組みを振り返った時に、

何を学べるのか?

次のステップに向けてどんな成長ができるのか?

そういうことの方が、

もっともっと大切です。

 

 

 

だからコーチ(親御さん)は、

「どんな言葉をかけたら

この子はより成長できるのか?」

は、徹底的に考えます。

 

 

 

全部やってきた子に

「すごいね、頑張ったね」だけでは

その子はそれ以上成長しません。

 

 

 

全部やらなかった子に

「次こそ頑張ろう」と言うだけでは

その子は成長しません。

 

 

 

やっていないのに「やった」と嘘をつく子に

「やった、やらない」の問いだけをかけても

その子は成長しません。

 

 

 

子どもを成長させる問いは何か?

を考えること、

これがコーチ(親御さん)の

役割だと思います。

 

 

 

そして、大前提としてですが、

ここに至るためには、

「信頼して自力でやらせて」

みる必要があります。

 

 

 

そしてもう一つ、

マネジメントと子育て/教育で違うところもあります。

それは、責任の所在です。

 

 

 

会社や組織の場合は、

何か不都合があった場合、

その責任は「トップの人のもの」です。

 

 

 

一方、子育て/教育の場合は、

全ての責任は「子ども本人」です。

 

 

 

うまく行かなかった結果を

背負って行かねばならないのは

お母さんやコーチではなくて

お子さん本人なのです。

 

 

 

だからなおさら、

「子ども自身が決めて、やってみる」

成功も失敗も、全部自分で受け止める、

そんな経験が子どもたちには必要です。

 

 

 

 

今日の話をまとめますと、

信頼して任せながらも、

信用はせずに大人がチェックして

次の成長につながるフィードバックをしよう!

ということでした。

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